憶断のオーバーロード   作:wash I/O

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予告編

 

「残念なことではありますが、アインズ様は我らナザリックの者の(あるじ)であって、キーノの主には成り得ません。」

 

 

 

『記憶のオーバーロード』『追憶のオーバーロード』に続く、

 

  <アインズ・ウール・ゴウンの日誌(ログブック)>シリーズ第三弾。

 

 

 

至高の四十一人の記憶の上書き(オーバーロード)アインズ・ウール・ゴウンが君臨する百年後の世界。

 

  真祖吸血鬼(トゥルーヴァンパイア)キーノを食客に迎えたナザリック地下大墳墓で新たな事件の幕が上がる。

 

 

 

 

驚きの凶報。

 

「アインズ様の名を騙る不届き者が現れました!」

 

 

 

蠢動する闇の勢力。

 

「再臨したという髑髏(どくろ)様と呼ばれる不死者(アンデッド)の動向を掴んでもらう。」

 

「髑髏様とやらが、期待外れでなければいいのだけれど。」

 

 

 

 

キーノに試練のとき(きた)る。

 

「おまえはここに居る、不届きにもアリンス・ウール・ゴーンを名乗っている不死者(アンデッド)を見つけ出し、その正体を探るのでありんす。」

 

「……馬鹿だ、馬鹿だ、とは思っていたが、まさかシャルティアがここまで馬鹿だったとは。」

 

 

 

暴露される歴史の秘密。

 

「秘密結社ズーラーノーンの仕業であり、他ならぬ彼女自身がその犯人であると言うのだ。」

 

「ジルは、儂の手を取って心から詫びてくれたわい……貴様如き若造に、それが理解できようか!」

 

 

 

合流する運命の仲間たち。

 

「キーノさん。」

 

「キーノ小母(おば)サン。」

 

「小母さん。」

 

 吊り目(イビルアイ)

 

 

 

遂に宿命の対決のときを迎えるアインズとデミウルゴス!

 

「おまえのその思わせぶりな物言いにはうんざりだ!」

 

「支配者の後継者に必ずしも血縁者を据える必要はないのだよ。」

 

 

 

そして……

 戦鎌(ウォーサイス)を手にした番外席次絶死絶命が髑髏(しゃれこうべ)を卓に置く。

 

「神は死んだ。

 

 刈り獲った私がその座をいただく、よろしい?」

 

 

 

目下鋭意校正中、全七話十万余字。

 

悪ノリが止まらなくなってしまい書いている本人が困惑している

  <アインズ・ウール・ゴウンの日誌(ログブック)>シリーズ第三弾。

 

 

 

 

     『憶断のオーバーロード』

 

 

 

 

「この際、超位魔法を以て国ごと殲滅なさるがよろしいかと存じます。」

 

 

 

 

 ニ〇二二年六月より週刊連載にて公開開始予定。

 読むも読まぬも逢坂の関。

 

 

 

 

アインズは天から自らに向けて差し込まれる一条の光を幻視し、それを仰ぎ見て呟く。

 

「嗚呼、ウルベルトさん。ご覧になっておられますか?

 あなたの息子は……あなたの息子は実に立派な、悪魔の中の悪魔になりましたよ。」

 

 

 


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