戦姫絶唱シンフォギア-THE FIRST ULTRAMAN-   作:不死身の機動歩兵隊

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大変お待たせいたしました。それとシンフォギアの話を暫くストックして投稿しようと思います。目安は一先ず3話くらいにします。また他の小説などで書く暇を削るかもしれません。悪しからず。


第20話「繋ぐ手と手・・・戸惑う私の為・・・」

ウェル博士の騒動と飛来したドラコとの戦闘から翌日。先に復帰した響は弦十郎と翼達に未来から体内のガングニールによる浸食とウルトラマン、真の状態を告げられた直後、世界中で多数のドラコが飛来。主要都市などの街を破壊していく。これに各国軍は総力を挙げて対処に当たる。

更に世界各地に眠っていた地球禍威獣と黒いウルトラマンにバーコードを模した仮面の巨人、2体の巨大ロボットが出現。同時に飛来した多数のドラコと戦闘を開始。これらの活躍によって文明滅亡の危機は一時的に回避された。

 

‐1ヵ月後 二課仮設本部・メディカルルーム‐

 

「・・・・・・」

 

メディカルカプセルでは未だ目覚めない真が眠っており、点滴と心電図の音が無人のメディカルルームに響いていた。すると扉が開くと、ローブを纏った1つの影が入り込む。

そして真が眠るメディカルカプセルの傍に立つ。影は他者やカメラの機能がOFFになっているのを確認してローブを取る。すると銀髪の女性の素顔が露わとなる。

 

銀髪の女性

「何て無茶を・・・もう死に体以上に酷い状態じゃない・・・」

 

「・・・やっぱりあの黒いウルトラマンは、ソフィー姉さんだったんだな。」

 

声に反応した真は自身の義姉、ソフィーにそう言う。

 

ソフィー

「そうね、私が元の宇宙(せかい)から旅立って大分時が過ぎたわね。」

 

「姉さんが数年前に旅に出てからエベレストに向かって以来、行方不明だったのはそう言う事だったのか。でも何でこの地球に?」

 

ソフィー

星の声が、この宇宙(せかい)の地球の危機と真の命が危うい事を教えてくれたの。だから私は旅で出会った仲間達と共にやって来たの。」

 

「そうか・・・俺、どれくらい寝てたんだ?それに響やツイフォンは?」

 

ソフィー

「約1ヵ月よ、響って子は貴方よりも早く回復して元気よ。その間に大量のドラコが地球に襲来したけど、私達と地球禍威獣達が倒したわ。」

 

その言葉を聞いて真は安堵するが、すぐに険しい顔をする。

 

「なら既にツイフォンはもう・・・」

 

ソフィー

「えぇ、太陽系内に入ってる。このままの速度で進めば、いずれ地球に衝突するわ。」

 

それを聞いた真は起き上がろうとするが、ソフィーに肩を抑えられる。

 

ソフィー

「ツイフォンと外星人達は私達が対処する。今は休みなさい。」

 

「でも「貴方が死んだら、悲しむ子達がいる事を忘れないで。」・・・」

 

ソフィーの言葉に思い至る真は黙り、顔を俯く。それをソフィーは見詰めた後、時計を見て時刻を確認する。

 

ソフィー

「そろそろ行くわね。それとまだ時間は掛かるけど、星の声に頼んで新しい命を生み出してくれてるわ。それまでは大人しくして。」

 

「分かった・・・姉さん、最後にこれだけは確認させてくれ。俺は後―――」

 

ソフィーがメディカルルームを出る際に真はある事を確認する為に聞く。

 

‐翌日 東京スカイタワー・第1展望台‐

 

真が目覚めて翌日。戦いとは無縁の休息を未来と送っていた響は第1展望台から見える景色を見詰めながら1ヵ月前に言われた事を思い出していた。

 

(死ぬ・・・戦えば死ぬ。考えてみれば当たり前の事・・・でも何時か麻痺してしまって、それはとても遠い事だと錯覚していた・・・)

 

『このままでは死ぬんだぞ!立花ッ!』

 

『真はいつふとした事で死んでもおかしくない。』

 

翼の言葉と、真の状態を告げられた事が頭の中を過る。そしてこれまでの戦いの記憶と同時に真が消えてしまう悪夢を思い出した響は顔を青ざめ、身震いをして両腕を抱きしめる。

 

未来

「響、大丈夫?」

 

「大丈夫・・・じゃないかも・・・」

 

未来

「・・・少しベンチに座ろうか。」

 

そして2人は人気が少ない場所へ向い、そこにあるベンチに座る。

 

未来

「ここなら誰もいないから落ち着けるよ。」

 

「ありがとう、未来。」

 

未来

「ねぇ響、もしかして真さんの事を考えてた?」

 

「ッ!何で分かったの?」

 

響はそう言うと未来は「顔に出ている」と答える。

 

未来

「それに私も、真さんの事を聞かされた時と同じ顔してたもん。」

 

「未来も?」

 

未来

「私だけじゃないよ。翼さんや奏さん、クリスも最初に聞かされた時、同じだったって了子さんが言ってた。」

 

「翼さん達も・・・」

 

未来

「響、真さんの事をどう思ってる?」

 

唐突にそう問われた響は顔を赤くしてどう答えるべきかとアタフタしていた時、爆発音と振動が東京スカイタワーに響く。それと同時に現れた大量の飛行型ノイズがその周囲を覆う。

 

‐数分前 とある一室‐

 

東京スカイタワー内で街の風景が見える一室ではF.I.S.のナスターシャ博士とマリア、セレナの3人と対面する様にアメリカ政府のエージェントが6人いた。F.I.S.は超巨大彗星ツイフォンによって齎される最悪の未来を回避する為にアメリカ政府と講和の場を設けた。

そして異端技術に関するデータを渡した途端、エージェント達に銃口を向けられると同時にマリアとセレナは見えない何かに強く首を締め上げられる。するとステルス機能を解いたエースキラーの傭兵団が姿を現す。

 

マリア・セレナ

「ぐうッ!」

 

エースキラー

「おっと、今回は傷付けたり殺したりすんなよ?こいつ等は地球人の美人の中でも別格だ。宇宙闇オークションで売ればかなりの値が付くからな。」

 

ウヴェルヴ星人

「・・・了解。」

 

ウヴェルヴ星人はエースキラーの指示に従い、死なない程度に抑え込む。

 

ナスターシャ博士

「初めから取引に応じるつもりは無かったのですかッ!」

 

エージェント

「必要な物は手に入った。後は不必要な者を排除するだけです。」

 

そしてエージェントの1人が拳銃の引き鉄を引く瞬間!

 

『悪いけどそれはさせないよッ!』

 

すると窓を突き破ってマーベラスを含む6人の女海賊が現れ、フリントロック式ピストル型の武器でエージェント達の拳銃を弾き、エースキラー達を牽制する。

そして天井裏から逆立つ青い髪に赤いアーマーを身に着けた戦士が現れ、マリアとセレナを締め上げているウヴェルヴ星人を殴り飛ばして助ける。

 

謎の戦士

「お嬢ちゃん達、大丈夫か?」

 

セレナ

「は、はい。」

 

マリア

「貴方は?」

 

ロア

「前回と姿は違うけど、俺はファイター・ロアだッ!」

 

そう言ってロアは後ろへ裏拳を放つと、Y字型アックスを振りかざしたエースキラーの攻撃を防ぐ。

 

エースキラー

「チッ!毎度毎度よく邪魔してくれるなッ!」

 

ロア

「当たり前だろ!彼女達は悪役になってでもこの地球を守ろうと戦ってんだッ!邪魔させるかッ!!」

 

マーベラス

「そう言う事、行くよ!皆ッ!」

 

女海賊×5

「承知(やりますか、りょうか~い、分かりましたわ、はい)ッ!」

 

マーベラス達は携帯電話型変身アイテム、モバイレーツゴーカイセルラーへ歴代スーパー戦隊に変身できる力を持つ鍵、レンジャーキーを鍵穴とディスプレイに差し込む。

 

マーベラス達

「ゴーカイチェンジッ!」

 

『ゴーーカイジャー!』

 

マーベラス達は掛け声と音声が流れると同時に6色の戦士へと変身する。

 

ゴーカイレッド

「ゴーカイレッドッ!」

 

ゴーカイブルー

「ゴーカイブルーッ!」

 

ゴーカイイエロー

「ゴーカイイエローッ!」

 

ゴーカイグリーン

「ゴーカイグリーンッ!」

 

ゴーカイピンク

「ゴーカイピンクッ!」

 

ゴーカイシルバー

「ゴォーーーカイ、シルバーッ!!」

 

ゴーカイレッド

「海賊戦隊・・・」

 

ゴーカイジャー

ゴーー!!

 

ゴーカイレッド

「派手に行くよッ!」

 

エースキラー

「ネペンテスッ!他の奴らと一緒に相手してやんなッ!!」

 

ネペンテス星人

「了解です、マスター。」

 

カッダー星人

「あの宇宙海賊を相手に出来るとはな、狩りがいがあるッ!」

 

ブリス星人

「俺のブラスターで吹き飛ばしてやるぜッ!」

 

海賊ゴーカイジャーに変身したマーベラス達はエースキラーの指示によってネペンテス星人が率いる外星人達と対決する。その際ブリス星人が放った光線の爆発と振動が東京スカイタワーに響く。

 

‐同時刻 東京スカイタワー付近のビル‐

 

ウェル博士

「いいぞ、いいぞいいぞッ!そのままどちらも潰し合えッ!!僕の邪魔をする奴らは消えてしまえッ!!!」

 

東京スカイタワー内で起こっている戦闘をカフェテラスから見ていたウェル博士はそう叫び、そして手に持っているソロモンの杖からノイズを召喚して攻撃させる。

 

ウェル博士

「ヒッ、ヒヒヒヒヒヒッ!この地球を救うのはお前達でも、ウルトラマンでもない。この私こそがッ!!地球と人類を救う英雄となるのだッ!!!」

 

‐現在 二課仮設本部・メディカルルーム‐

 

「頼むッ!行かせてくれッ!!!」

 

東京スカイタワーでの戦闘と、ノイズの気配を感じ取った真はメディカルカプセルから飛び起きて変身して現場に向かおうとするが。

 

医療班班員A

「ダメですってッ!」

 

医療班班長

「今のアンタの状態がどうなってるのか、分かってんのかッ!?」

 

「そんな事は分かってるッ!!それでも行かせてくれッ!!!」

 

医療班班員B

「ちょっ、この人ほぼ死に体なんですよねッ!?力強すぎませんかッ!!?」

 

交代で容態の確認と監視を行って医療班に真は取り押さえられていた。そして互いに説得をするが、互いに引く事は無かった。真は強引にでも医療班を引っぺがし、変身して現場へ向かう。

 

医療班班長

「司令にすぐ連絡しろッ!急げッ!!」

 

‐東京スカイタワー内部‐

 

一方、ロアとゴーカイジャー達のお陰でシンフォギアを纏ったマリア達はナスターシャ博士と共にその場を逃れるが、それを阻む様に現れたアメリカ兵達の銃撃で妨害される。

 

一般人A

「がッ!?」

 

一般人B

「―――ツ」

 

マリア

「ッ!」

 

セレナ

「このッ!」

 

銃撃からマリアとセレナはマントやバリヤーで身を守るが、その場で巻き込まれた一般人達は放たれた銃撃で倒れていく。それを見た2人は槍とマント、短剣でアメリカ兵達を一方的に倒す。

 

マリア

「私の所為だ、私がフィーネを背負いきれなかった私の・・・ッ!」

 

セレナ

「姉さん・・・」

 

ナスターシャ博士

「マリア・・・」

 

目の当たりにした惨劇にマリアは不甲斐ない自分にそう言い、そんなマリアにセレナとナスターシャ博士は何も言えなかった。そして待ち伏せを避ける為、マリア達は次々に現れるアメリカ兵達とノイズを倒しながら上階からの脱出を図る。

 

‐同時刻 第1展望台‐

 

響と未来は迷子になっていた子供を職員に託し、自分達も避難しようとした瞬間、数体の飛行型ノイズが特攻して天井や第1展望台の一部が崩れ始める。その際に響は巻き込まれ、未来は咄嗟に響の手を掴んだお陰で何を逃れるが、一緒に落ちるのは時間の問題であった。

 

「未来、ここは長く持たない!手を放してッ!」

 

未来

「ダメッ!私が響を守らなきゃッ!!」

 

「未来・・・・・・いつか、本当に私が困ったとき、未来に助けてもらうから。今日はもう少しだけ、私に頑張らせて。」

 

響はそう言って手の力を緩める。その言葉と握る手の弱さを感じた未来は涙を流す。

 

未来

「私だって、守りたいのに・・・ッ!」

 

(ごめんね・・・未来・・・)

 

響がそう思った時に互いに掴んでいた手が離れ、落下していく響に未来は叫ぶ。響は落下中にガングニールを纏って地上に着地して未来がいる第1展望台を向かおうとした瞬間、第1展望台が2回爆発する。

 

「そんな・・・未来ーーーーーーッ!」

 

‐真side‐

 

二課の医療班を引っぺがし、ウルトラマンに変身した俺は最大速度で東京スカイタワーに向かっている。

 

ウルトラマン

(今の状態でなければ、テレポーテーションが使えるのになッ!)

 

死に体にほぼ近い状態で能力や技の一部が使えない状態に歯痒さを感じながらも俺は現場に急ぐ。そして東京スカイタワーの上空に到着すると、第1展望台が2回爆発した。地上を見るとシンフォギアを纏った響の姿はあったが、未来の姿が無かった。

まさかと思った俺は気配を探る。そして未来の無事を確認した俺は救出に向かおうとした時、東京スカイタワーを包囲する様に縞模様のロボットが出現すると同時に東京スカイタワーへガンポッドを向ける。

 

ウルトラマン

「させるかッ!」

 

俺はすぐに巨大化と同時に3機の〔帝国機兵レギオノイド ダダ・カスタマイズ〕にスラッシュ光線を直撃させて妨害し、東京スカイタワーを背にして迎え撃つ。

 

‐真side END‐

 

レギオノイド DD-C2

『ウルトラマンッ!?』

 

レギオノイド DD-C3

『さっきの攻撃は奴のか!』

 

レギオノイド DD-C1

『2番、3番機は目標が脱出する前にタワーを破壊をしろ!情報通りならウルトラマンは死に体だ。あれは俺が相手をするッ!』

 

レギオノイド DD-C2・3

『了解ッ!』

 

隊長機の指示でレギオノイド DD-C2・3は再び東京スカイタワーへガンポッドを向ける。それをウルトラマンは阻止しようと接近するが、レギオノイド DD-C1に組み付かれて動きを封じられる。

 

ウルトラマン

「この!離せッ!」

 

レギオノイド DD-C1

『誰が離すかよッ!仕事の邪魔をされちゃ困るんでね。』

 

ウルトラマン

「くッ!」

 

ウルトラマンが藻掻いてる間にもレギオノイド DD-C2・3はガンポッドにエネルギーが集束されて撃たれそうになった時、複数の大型ミサイルと剣に槍の雨がレギオノイド DD-C2・3に直撃して攻撃が中断される。

 

レギオノイド DD-C1

『何ッ!?』

 

ウルトラマン

「クリス達かッ!」

 

突然僚機が攻撃を受けた事で隊長機は驚き、その隙に抜け出したウルトラマンは攻撃が放たれた場所を見ると現場に駆け付けたクリス達の姿を確認する。

 

ウルトラマン

「まだスカイタワーには未来や民間人が残っているッ!」

 

クリス

「ッ!?分かったッ!」

 

「こっちのロボット共はアタシ達が相手するッ!」

 

「こちらは任せてくれ!それと・・・余り無茶をしないでくれッ!」

 

ウルトラマン

「善処する・・・ッ!」

 

そう返答した後、ウルトラマン達はそれぞれのレギオノイド DD-Cと戦う。

 

レギオノイド DD-C3

『よくも邪魔しやがってッ!』

 

レギオノイド DD-C2

『落ち着けッ!二課のシンフォギア装者はこっちで対処する。お前は目的を果たせッ!』

 

レギオノイド DD-C3

『お、おう。分かったッ!』

 

クリス

「やらせるかッ!」

 

クリスは大型ミサイルを放つが、レギオノイド DD-C2は全身から多数のミサイルを撃ちだして迎撃。残りはクリス達に向かっていく。

 

「このッ!」

 

「くッ、これでは動けないッ!」

 

奏と翼はLAST∞METEORと千ノ落涙で迎撃するが動く事が出来ず、クリスも攻撃が不可能であった。

 

ウルトラマン

「グアッ!」

 

レギオノイド DD-C1

『そんな状態で俺に敵うかよッ!』

 

そして本調子ではないウルトラマンは両腕をアームドリルに換装したレギオノイド DD-C1の攻撃で倒されて踏み付けられていた。その間にレギオノイド DD-C3が東京スカイタワーへ照準を定めた。

 

レギオノイド DD-C3

『ターゲットはまだ脱出に手間取ってるな。へへへッ、これで依頼達成で大金がっぽりだぜ♪』

 

「やめろーーーッ!!!」

 

レギオノイド DD-C3

『なッ!?どわッ!!?』

 

ビームが撃たれる瞬間、メインカメラの目の前に響が現れて驚き、その筈かな隙で響の一撃が直撃して照準がずれて放たれたビームは逸れて外れる。

 

「やった!」

 

レギオノイド DD-C3

『地球人のガキがッ!邪魔しやがってッ!!』

 

「ッ!?」

 

ウルトラマン達

「響(立花)ッ!」

 

レギオノイド DD-C3が右腕のガンポッドを振って空中で身動きが出来ない響が吹き飛ばされそうになったその時!

 

「カイザーバルカンッ!」

 

レギオノイド DD-C3

『グアッ!?今度は何だッ!?』

 

レギオノイド DD-C3の上空から声が聞こえたと同時に無数の弾丸が着弾。その間に響は地上へ着地と同時にその場から離れる。そして入れ替わる様に1機の巨大ロボットが現れる。

 

コンパブルチカイザー

「コンパチブルカイザー惨状ッ!これ以上好きにはさせないぞ!」

 

レギオノイド DD-C3

『うるせー!邪魔する奴はぶっ潰してやるッ!』

 

レギオノイド DD-C3は両腕のガンポッドで攻撃する。しかしコンパチブルカイザーは〈リフレクトシールド〉で攻撃を反射。反射された攻撃はガンポッドの銃口に入ると同時に爆発し、レギオノイド DD-C3は両腕を失う。

 

レギオノイド DD-C3

『な、何ッ!?』

 

レギオノイド DD-C1

『不味いッ!』

 

ウルトラマン

「(今だッ!)シュワッ!」

 

レギオノイド DD-C1

『しまっダァァァアァァァーーーッ!?

 

レギオノイド DD-C1が3番機を助け様と気を取られた隙をウルトラマンはスペシウム光線を放ち、相手を半壊させる。

 

レギオノイド DD-C2

『あ、兄貴ッ!?』

 

「おっと、余所見は禁物だぜッ!」

 

奏は槍を投擲すると同時に槍は大型に変形して気を取られたレギオノイド DD-C2の脚部の間に入り、その槍に引っ掛かったレギオノイド DD-C2はバランスを崩す。そこへ翼は蒼ノ一閃を放ち、右脚部の関節部を両断する。

 

「今だ!雪音ッ!」

 

クリス

「任せろッ!」

 

バランス崩されたレギオノイド DD-C2は両腕を支えにして倒れるのを免れたが、そこへスナイパーライフルを構えたクリスのRED HOT BLAZEで動力源を撃ち抜かれて爆発する。

 

レギオノイド DD-C3

『スーエ兄さんッ!?ビー兄さんッ!?チキショーッ!テメェだけでも道連れだッ!!』

 

コンパチブルカイザー

「悪いが遠慮させてもらうぜ!オーバー・ビームッ!続けて、スパイラルナックルッ!!」

 

隊長機と2番機がやられたのを見たレギオノイド DD-C3は自棄になり、コンパチブルカイザーへ突っ込む。そこに額のクリスタルから撃ち出す〈オーバー・ビーム〉で胸部装甲が脆くなり、そこへ〈スパイラルナックル*1〉が直撃して貫かれて爆発。ウルトラマン達は勝利を収める。すると撃破した3機のレギオノイド DD-Cから3の影が飛び出る。

 

ダダ

「チキショー!覚えてろッ!!」

 

ダダ(B)

「この借りは必ず返してやるッ!」

 

ダダ(C)

「くそ~ッ!今回の報酬で新しいガンポッドを購入しようと思ってたのに・・・」

 

捨て台詞を残して現場から離脱する〔三面怪人 ダダ〕達を見届けて東京スカイタワーでの戦闘は終わった。

 

第20話END

*1
ロケットパンチと同じ。




次回「歪鏡の戦姫」
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