TS転生した戦術人形、22年式村田連発銃はドルフロ世界を駆け抜ける 作:岡村優
とある放棄された研究施設で一体の戦術人形が目覚めた…いや、起動したというべきか。
「う…ん…?」
本人は起き上がって自分自身の確認を始めた。黒髪、巨乳、旧帝国陸軍の明治時代の軍服をオマージュしたような服とスカート…まあ勿論元々男なので違和感しかなかったようだが。
「…ありゃ?…なんじゃこりゃ…うっ…!?」
起き上がった瞬間膨大な情報が頭に流れてきた。
「俺…いや、私か、22年式村田銃とはね…元々私は猟師で男だったはずなんだけどなぁ…まあいっか…」
辺りを見回すとクレーンのようなものやら手術台やら謎の液体の入ったケースやら培養槽やらがあった。その中でポツンと鎮座するおっきいガンロッカーを発見、そのロッカーまで歩いていき、鍵を確認、カードキー式だったので自身の着てた服からカードキーを取り出し、かざす。
ピ…ガチャン。
開けると自身の半身22年式村田銃を始めとする装備品が入っていた。
「へぇ…私が使ってた猟銃とおんなじかぁ…弾薬も8ミリ村田弾じゃなくて338ラプアマグナムのようね…他には…」
弾薬盒、14年式南部拳銃、銃剣、MP7、ホルスター2つ、防弾チョッキ、そして3式軍刀があった。
「………時代背景とかめちゃくちゃじゃない?まあ、いっか…」
そう言いながら装備をつけていく…
「う〜ん…MP7の予備弾倉10本あれば足りるかなぁ…」
と、言うのも何故かたくさんあるからである。
「いいや、ポーチに入るの10本だしそれだけにしとこう…」
ポーチに予備弾倉を突っ込み、南部の方も予備弾倉を2つほどポケットに入れる。
そして弾薬盒に338ラプアマグナムを突っ込み、銃にも弾を突っ込む
ジャキ!カシュ…カシュ…ジャキン!パチン!ジャキ!カチン!
本来は8発入るが弾薬が長いので7発しか入らない。22年式村田銃を装填後に肩がけし、MP7及び14年式に弾を入れ、右腰にMP7左脇のショルダーホルスターに14年式を入れる。
「…この刀は…どうだろう」
チャキ…
刀を確認するが目立った損傷もなければ実戦用の刀剣であるため折れにくいだろうと判断。直ぐに納刀する。
パチン!
「うん、上等だね…」
そして左腰にベルト内側に噛ませて帯刀した。
そして部屋を出るとき掛かっていたカーキ色のコートを羽織る。
「じゃあ、いきますか〜」
研究施設を出て、近くの駐車場に向かう…
「なんでこれがあるのさ…」
見れば95式小型乗用車、くろがね4起が鎮座していた。直ぐに状態を確認する。
「燃料は…満タン、エンジンは…」
ガバ!
「良さそうだねぇ…貰うか☆」
エンジンを始動
バルン!ドドドドドドドド!
「お〜快調快調!レッツゴー!」
車のギアを入れて走らせる。こうして第二の人生が始まった。
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