俺の激似姉妹はこんなに血迷うほど可愛いわけがない   作:騎士見習い

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学校にて②

あの、彼方ちゃんとのルンルンランラン♪な夏コミが終わり、すぐに二学期がやってきました!!

 

加奈子ちゃんと登校マジ最高だぜ!

 

「か〜な〜こちゃん行きましょ行きましょ!」

 

「朝からテンション高すぎ、ウザイ」

 

「加奈子ちゃんに激しく同意」

 

お兄ちゃんの味方はいないみたい。くぅ〜!泣ける。

 

「ごめんちゃい。はしゃぎすぎました」

 

「分かればよろしい。じゃ、加奈子ちゃん、剣兄行ってらっしゃい」

 

まるで新婚さんみたいなやり取り。まさに、いらっしゃ〜ぁい。

 

「行ってきます」

 

「行ってきま〜すのチュ〜〜!!」

 

 

 

 

 

 

朝の僕を殴りたい。いや、殴られたか。彼方ちゃんに。

チュ〜よりもそれは硬い硬い唇という名の拳が直撃。

 

「痛い………」

 

彼方ちゃんに殴られたのは確かに痛い!それよりも、妹に殴られたということが精神的にもっと痛い!

 

「自業自得乙」

 

馬鹿な子を見るような目で蔑む加奈子ちゃん。許せない!何故か、そそられてる自分が許せない!

 

新たな性癖を抑えてると別れの道がやってきた。それを僕は邪道と呼ぶ。

 

「じゃあな剣兄」

 

加奈子ちゃんが消えてく。

 

「行かないで!僕を捨てないで加奈子ちゃん!あの日の約束忘れたの!」

 

女々しくて女々しくて!!つらいよ〜。マジつらい。ほんとにつらい。

 

思いと願い+愛をのせた言葉が届いたのか、加奈子ちゃんが近づいくる。

両手を広げ抱きしめる準備OK!

 

「さっさと行け」

 

「ガハッ!」

 

的確に入ったリバーブローに悶絶し、疼くまる。

い、いつのまにそんな攻撃を。

 

「遅刻だけはするなよな」

 

「……ぁい……」

 

 

5分で復活し、涙と鼻水と汗を垂らしながら思い出した作戦のために学校へ走り出した。

 

いつ、デレてくれるの?加奈子ちゃん。

 

 

 

 

テテテテテ!デッデッデデデ!デッデっデ、デッ、デ。

 

ミッション・剣・ポッシブルが始まったぜ!

 

ミッションは簡単!夏コミの時に買った、メイドものの同人誌を高坂の下駄箱に入れる。おっと、ただ入れるだけじゃないぜ!表紙を見せるように立てかけるんだぜ。

 

クラスも同じ、下駄箱も俺の下。

まずは辺りをキョロキョロする。人目なし。バッグから例のエロんエロんな同人誌をコンマ1秒で取り出す。そして、高坂の下駄箱を開け、立てかける。ミッションコンプリート!!

 

後はアリバイ作り。

 

校門近くにある職員の車に隠れ、ターゲットを待つ。

 

「おっ、いたいた。相変わらず田村ちゃんと登校か。良いご身分で。行きまっか」

 

車を通りすぎたのを確認し、小走りで近づく。

 

「お〜い!高坂、田村ちゃん」

 

「お〜剣一。久しぶりだな」

 

「剣一くん、久しぶり」

 

アルバイ完成。あ〜たまらねぇ〜オラ、ワクワクすっぞ!

 

ついに、下駄箱に着く。

先に下駄箱から内履きを取り、履く。

 

これも計画の一つ。俺が内履きを取らない限り、俺の体で高坂は下駄箱を開けることができないのである!そして、田村ちゃんをこっちに来させ、証人を増やす。

 

剣兄、頭良い!

 

「京ちゃん、剣一くん教室に行こっか」

 

「おっと、すまん、高坂。内履きとっていいぞ」

 

「サンキュー」

 

そして、パンドラの箱を開け、閉めた。早っ!さすが高坂。

 

「わ、わわ悪いお前ら、先行っててくれ」

 

「何言ってんだよ。待ってやるよ」

 

「そうだよ。一緒に行こ」

 

「どうやら、下駄箱が開かなくなったんだ」

 

………なんて残念な人なんだ。この可哀想な高坂に彼方ちゃんと加奈子ちゃんのご慈悲を……。

 

「開かないって、さっき開けて閉めたじゃん」

 

「嘘はよくないよ京ちゃん。めっ!」

 

出ました!田村ちゃんの昔懐かしい『めっ!』が!聞けてよかった。

 

「分かった。先に言っておく。この中に入ってるのは断じて俺の私物ではない」

 

「分かった。(僕の私物です♡)」

 

南無三!と唱えた高坂は勢いよく下駄箱を開ける。そこには、メイドさんが《自主規制》して《放送事故》されている一冊の同人誌だった。

 

「き、き、ききききき京ちゃん」

 

「ど、どうしたんだよ!?そのアダルティ〜な本(たぁのしぃ〜な)」

 

高坂のやつまさにKOYONO OWARIみたいな顔してるな。

 

「俺もよく分からんが入ってたんだ」

 

「それお前コミケで買ってたよな(偶然だったがな)」

 

「それ、ほんとなの京ちゃん?」

 

今にも泣きそうな高坂。自分でやっといてあれだが、可哀想。

 

「あ、いや、買ったが捨てた。いや正確にいえばあげたんだ!赤城のやつに」

 

「じゃあ、赤城に聞いてくるわ」

 

「そうしてくれると助かる」

 

 

まぁ、ここら辺でネタバレといきますか。

スマホを取り出し、LINEでポチポチっとな。

『イタズラしてごめんね高坂くん(笑)その本僕ちゃんが入れました(≧∇≦)』

 

「留年してよかったな」

 

高坂の雄叫びが聞こえてきました。はい。

 

 

 

 

 




うん。短い。
気分転換で書いてる小説なのでゆるしてちょ!
色々と募集してます!
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