幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優抜きで始まったシュガーの特訓。爪先立ちしか許されない感覚のコーンの回避に、春香達は挑み………


第103話 次の特訓は

特訓開始から2日程経ち………

 

光一「ほっ………! はっ………! ………どうだ!!」

 

シュガー「………全員合格かな」

 

春香達はたった2日にも関わらず、コーンをかわせるようになった。

 

積牙「やりましたね、コウさん!」

 

光一「おう!!」

 

積牙達は大きく喜んでいた。しかし………

 

シュガー「まだこれは第1ステップだよ。それに、試合まであと4日。それまでに第2ステップを攻略してくれないと困るんだよね」

 

シュガーはまだこれが第1ステップだと告げる。

 

優真「次は何をやるんですか?」

 

優真は次にやる事を問いかける。

 

シュガー「簡単な事だよ………次の特訓は私が相手をする」

 

シュガーはそう言うと、上着を脱ぎ捨てる。服の中には運動服が隠れており、シュガーはコートの中心の端へ立つと………

 

シュガー「5人がかりで、私からボールを奪えたら第2ステップはクリアだよ」

 

シュガーからボールをスティールするのが第2ステップのようだ。しかし、人数は春香達が圧倒的に有利であり………

 

美矢「そこまで難しくもなさそうだけどな………」

 

美矢はすぐに終わると思っていた………だが、春香達がコートに入ってまもなく、春香達は第2ステップも恐ろしく難度の高いものだと思い知らされる事になる。

 

シュガー「………行くよ」

 

シュガーはそう呟くと、普段見せている呑気な雰囲気が嘘のように素早い動きで走り出した。

 

美矢「何っ!?」

 

真っ先に対峙したのは美矢だが、美矢は反応する間もなく抜かれてしまう。

 

春香「(美矢ちゃんが………!?)………積牙くん! 優真ちゃん!」

 

春香は2人に声をかけ、積牙達はすぐさま美矢のフォローに回る。だが………?

 

積牙「うわあっ!?」

 

優真「えっ………!?」

 

必死のフォローも虚しく、積牙達は軽くかわされてしまった。

 

春香「なら私が………! ………ああっ!?」

 

続いて春香がディフェンスを試みるも、やはり歯が立たずに抜かれてしまう。

 

光一「くそっ! こうなったら俺が!!」

 

光一は最後の壁として立ちはだかり、シュガーのジャンプタイミングに合わせてジャンプする。シュガーはゴールに向けてシュートを放つ。しかし、その回転はめちゃくちゃなものであり、あまり回転していない。

 

光一「(回転がめちゃくちゃだ………入るわけねぇ………!!)」

 

光一はそう考えていたが、そのめちゃくちゃなシュートはゴールに入ってしまった。

 

光一「何っ!?」

 

光一達は驚きを隠せない。

 

シュガー「はい、次やろうか」

 

シュガーはすぐに2回目を行う事になった………そして、この日はシュガーからボールを全くスティールできなかった春香達だった………

 

 

 

第2のステップに到達するも、初日は全く試合まで残り3日となってしまった。果たして、想っていたよりも高い難度の特訓を攻略出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
シュガーの素早い動きと意味不明なシュートに、春香達は苦しめられる。だが、そんな中で、シュガーにはとある癖がある事を春香は見抜き………?
次回「そんな傾向かしら」
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