幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優を抜いた巫魔高校は利毛に挑む。シュガーとの特訓を乗り越えた春香達のレベルが大きく上がっており、圧勝。リーグ戦の戦績は1勝1敗となるのだった………!!


第七章 事実上の決勝戦! 守城vs力豪
第108話 事実上の決勝戦だ


巫魔が優抜きで勝つというサプライズが見られた第1試合。だが、観客の雰囲気はそれ以上に盛り上がろうとしていた。優達が観客席にやってくると、その雰囲気を強く実感させられる。

 

積牙「す、凄いですね………王者同士の衝突は………」

 

初めて最強と最強の対決を目にする積牙達は驚きを隠せない。

 

優「まあ確かにね。戦記さん率いる守城高校、滝川さん率いる力豪高校。イバラキのディフェンスとオフェンスの最頂点が対決する………そして、両校は共に1勝。もしかすれば………これが事実上の決勝戦だ」

 

優はそう言って観客席を歩く。すると、後ろの相手いる席にシュガーが座っていた。

 

シュガー「あっ、ミドレーユ」

 

シュガーは優達に気づいたのか、声をかけてくる。

 

優「やあ、シュガー」

 

優達はシュガー座っている周りの席へ座った。

 

シュガー「ねえミドレーユ。さっきより活気があるけど、この試合はそんなに期待出来るものなの?」

 

シュガーは優に対しそう問いかける。

 

優「期待出来ると思うよ。守城高校のディフェンスは全国有数だし、力豪のオフェンス力も、守城相手には通じる強さだ」

 

優はそう言って説明する。するとシュガーは………

 

シュガー「………明日の試合、今日皆が戦った相手は間違いなく守城には勝てない………そう考えると、出来れば試合は守城に勝ってもらった方がいいね………」

 

現在の巫魔の状況を見て、守城が勝つ必要があると考えていた。

 

春香「それは確かに………」

 

その話を聞き、春香もそう頷く。

 

優「そうだな………でも、僕としては王者同士の対決を見たいな」

 

優は純粋に試合を楽しもうとしていた。

 

美矢「じゃあ、キャプテン。この試合はどっちの方が勝ちそうだ?」

 

そんな彼を見て、美矢は優に対してどっちが勝つかを問いかける。

 

優「そうだな………守城の方が勝つかな………と言いたいが、力豪と対決した経験を踏まえると………力豪が守城のディフェンスを崩せば崩すほど、力豪有利になるかなと………まあ、今すぐは言えないかな」

 

しかし、優はどちらが有利か分からなかった。

 

優真「それだけ予想するのが難しいんですね………」

 

優が悩む様子から、バスケ初心者である優真の目からも、予想が難しい試合だという事が分かるのだった………

 

 

 

その頃、コートでは両チームのキャプテンが顔を合わせていた。

 

滝川「戦記、今年は俺達が勝たせてもらうよ。去年は負けちゃったけど、今年はチームだけでなく俺もレベルアップしたつもりなんでね」

 

滝川は戦記に対し、割と挑戦的だった。

 

戦記「………分かっている。お前達の総合レベルは巫魔よりも安定しているしな。手を抜く気はさらさらない」

 

戦記は冷静に言葉を返す。そして、審判が試合開始を宣言すると、両チームのスタメンがコートへ走り出すのだった………

 

 

 

最強と最強。トップクラスの両チームがぶつかる試合の行方は一体どのようなものとなるのか………?

To Be Continued………




次回予告
守城と力豪の両チームによる試合がついに開幕。守城有利と思われた試合は、意外にも力豪有利の展開に………
次回「これが俺の必殺」
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