2日目第2試合。守城vs力豪という事実上の決勝戦が始まろうとしていた。優すら予測の難しい試合の行方は………!?
両チームのスタメンは以下の通り………
守城高校(白)
PG 4番 戦記良太
G 7番 山野理香
SF 8番 井間紀伊
PF 6番 栗原敷無
C 5番 湯津張磨
力豪高校(赤)
PG 8番 山田 悠介
SG 6番 笹掛 美代
SF 5番 月宮 誠
PF 4番 滝川 秦
C 7番 鈴木 聖矢
両チームは安定のスタメンで対決する事に。
積牙「どっちもスタメンで行くんですね」
積牙は両チーム、選手を変えた作戦をしない事に驚いていた。
美矢「付け焼き刃でメンバーを変える事は相手のレベルが高い程悪手なんだよ。両チームの監督はそれをわかってるからスタメンで行ってるんだろうな」
美矢はそう言って両チームの監督を見る。守城監督の夢流、力豪の由乃は冷静な様子でベンチに座っていた。
優「………そろそろ始まるな。両チーム主将がどれだけ活躍出来るか………実に楽しみだよ」
光一「ええ………? コート内はピリピリしてるってのに性格悪いな、優………」
コート内はピリピリしつつも、優だけは楽しそうだった。春香以外の巫魔の部員が少し引く様子を見せていると、審判の笛が鳴る。
湯津「おっしゃあ!!」
ジャンプボールを制したのは湯津。ボールは戦記に渡り、両チームの選手は守城が攻めるゴール周辺に集結する。
戦記「(力豪は巫魔より瞬発性は薄いが安定性はある………まずは)………山野!」
戦記は山野にボールをパス。すぐに湯津へパスしようとするが………
笹掛「はあっ!」
山野とマッチアップしていた笹掛がボールをスティールする。
山野「ああっ!?」
山野は驚きを隠せなかった。
笹掛「山田くん!!」
笹掛はPGの山田にボールを渡す。その直後に滝川達は上がり始める。
戦記「皆戻れ! そして湯津! すぐにゴール下につけ!!」
湯津「あいよ!!」
しかし、戦記も冷静に指示を飛ばす。特に湯津は全速力で戻り、滝川達を追い抜く形でゴール下につく。それを見た山田は驚くが………
滝川「山田! 構わない! 俺に出してくれ!!」
キャプテン滝川の言葉を信じ、滝川にボールをパス。滝川はそのまま大ジャンプをして、ダンクを狙いに行く。
湯津「撃たせるわきゃ無いだろうが!!」
湯津はそう言うと、滝川のダンクを防ごうとする。
光一「ダンクを止める気か………!?」
湯津を相手に手を焼いた光一は、滝川のプレイが無謀に見えた。
優「(その割には迷いの無いダンクだ………)」
しかし、優は滝川の迷いの無さを感じていた。そして、湯津が滝川のダンクを正面から防ごうとする。しかし、滝川のダンクはビクともしない。
湯津「(な、なんだ………!? お、重てぇ………!?)」
湯津はそのまま滝川に押され、滝川のダンクが決まった。更に、審判の笛が鳴り………
審判「………バスケットカウント、ワンスロー!!」
湯津のプレイをファールとして取り、滝川にフリースロー1本が与えられる。滝川のダンクを防げなかった事に驚く湯津に、滝川は近づき………
滝川「………これが俺の必殺、{炎のダンク(バーニングダンク)}だ!!」
これが滝川の必殺であると言い放つのだった………
力豪と守城の試合。初得点は意外にも滝川の必殺技{炎のダンク}だった。このスタートは試合展開にどう影響するのか………?
To Be Continued………
次回予告
滝川のダンクから、力豪の調子は大きく上がる。そんな中、春香は、力豪のSG笹掛が大きく機能している事に目を付け………?
次回「スリーが撃てないのに」