幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
2日目第2試合。守城vs力豪という事実上の決勝戦が始まろうとしていた。優すら予測の難しい試合の行方は………!?


第109話 これが俺の必殺

両チームのスタメンは以下の通り………

 

守城高校(白)

PG 4番 戦記良太

G 7番 山野理香

SF 8番 井間紀伊

PF 6番 栗原敷無

C 5番 湯津張磨

 

力豪高校(赤)

PG 8番 山田 悠介

SG 6番 笹掛 美代

SF 5番 月宮 誠

PF 4番 滝川 秦

C 7番 鈴木 聖矢

 

両チームは安定のスタメンで対決する事に。

 

積牙「どっちもスタメンで行くんですね」

 

積牙は両チーム、選手を変えた作戦をしない事に驚いていた。

 

美矢「付け焼き刃でメンバーを変える事は相手のレベルが高い程悪手なんだよ。両チームの監督はそれをわかってるからスタメンで行ってるんだろうな」

 

美矢はそう言って両チームの監督を見る。守城監督の夢流、力豪の由乃は冷静な様子でベンチに座っていた。

 

優「………そろそろ始まるな。両チーム主将がどれだけ活躍出来るか………実に楽しみだよ」

 

光一「ええ………? コート内はピリピリしてるってのに性格悪いな、優………」

 

コート内はピリピリしつつも、優だけは楽しそうだった。春香以外の巫魔の部員が少し引く様子を見せていると、審判の笛が鳴る。

 

湯津「おっしゃあ!!」

 

ジャンプボールを制したのは湯津。ボールは戦記に渡り、両チームの選手は守城が攻めるゴール周辺に集結する。

 

戦記「(力豪は巫魔より瞬発性は薄いが安定性はある………まずは)………山野!」

 

戦記は山野にボールをパス。すぐに湯津へパスしようとするが………

 

笹掛「はあっ!」

 

山野とマッチアップしていた笹掛がボールをスティールする。

 

山野「ああっ!?」

 

山野は驚きを隠せなかった。

 

笹掛「山田くん!!」

 

笹掛はPGの山田にボールを渡す。その直後に滝川達は上がり始める。

 

戦記「皆戻れ! そして湯津! すぐにゴール下につけ!!」

 

湯津「あいよ!!」

 

しかし、戦記も冷静に指示を飛ばす。特に湯津は全速力で戻り、滝川達を追い抜く形でゴール下につく。それを見た山田は驚くが………

 

滝川「山田! 構わない! 俺に出してくれ!!」

 

キャプテン滝川の言葉を信じ、滝川にボールをパス。滝川はそのまま大ジャンプをして、ダンクを狙いに行く。

 

湯津「撃たせるわきゃ無いだろうが!!」

 

湯津はそう言うと、滝川のダンクを防ごうとする。

 

光一「ダンクを止める気か………!?」

 

湯津を相手に手を焼いた光一は、滝川のプレイが無謀に見えた。

 

優「(その割には迷いの無いダンクだ………)」

 

しかし、優は滝川の迷いの無さを感じていた。そして、湯津が滝川のダンクを正面から防ごうとする。しかし、滝川のダンクはビクともしない。

 

湯津「(な、なんだ………!? お、重てぇ………!?)」

 

湯津はそのまま滝川に押され、滝川のダンクが決まった。更に、審判の笛が鳴り………

 

審判「………バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

湯津のプレイをファールとして取り、滝川にフリースロー1本が与えられる。滝川のダンクを防げなかった事に驚く湯津に、滝川は近づき………

 

滝川「………これが俺の必殺、{炎のダンク(バーニングダンク)}だ!!」

 

これが滝川の必殺であると言い放つのだった………

 

 

 

力豪と守城の試合。初得点は意外にも滝川の必殺技{炎のダンク}だった。このスタートは試合展開にどう影響するのか………?

To Be Continued………




次回予告
滝川のダンクから、力豪の調子は大きく上がる。そんな中、春香は、力豪のSG笹掛が大きく機能している事に目を付け………?
次回「スリーが撃てないのに」
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