幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
滝川の初得点から調子を上げる力豪。そこから力豪3年生達が奮闘する事で、守城を相手に互角以上に立ち回るのだった………


第111話 後半こそ本番だ

力豪有利の展開が続いたまま前半戦はあっという間に終了。第2Q終了時のスコアは24vs36と、12点差で力豪が勝っている展開に………

 

 

 

力豪ベンチ………

 

由乃「………思っていたよりも上手く行っているわね。正直、出来すぎと言いたくなる程に………」

 

インターバルにて、由乃は滝川と会話をしていた。しかし、由乃は、12点リードの状況でも、緊張感を崩そうとはしない。

 

滝川「………そうですね。俺も同じ事を考えていました。戦記程がこのまま負けてくれるとは思えません」

 

滝川も由乃と同じ緊張感を見せながら、守城のベンチを見る………

 

 

 

守城ベンチ………

 

湯津「くそっ………前半は10得点に1リバウンド、3ブロックだけか………滝川のせいで思ったよりも貢献出来なかったな………」

 

湯津が悔しそうな様子を見せる中、戦記は落ち着いた様子で手を叩き、湯津達の注目を集める。

 

戦記「いや、試合展開は上手く行っている。元より、前半は奴らの傍観をするつもりだった。お陰で今年の力豪がどのようなチームかはっきり見れた」

 

戦記はそう言うと、近くのベンチへ腰かけ………

 

戦記「まず5番月宮。奴の高さを活かしたシュートや、器用なフックシュートは脅威。だが、奴は手を読みやすい傾向にある。フックシュートを読むのは難しいかもしれんが、それには幾らか慣れたはず。湯津ならまあ何とかなるだろう」

 

まず、月宮のプレイングを話す。そして、湯津に任せておけば大丈夫だと考えていた。

 

戦記「続いて6番笹掛。彼女は山野の徹底したマークでスリーこそ防げているが、PGの補助という形で役割は果たしている。ただスリーを撃たれたら意味は無い。山野、君は今のプレイ続行で構わない。笹掛にスリーを撃たせない事が最優先事項だからな」

 

次に笹掛のプレイングについて。これも、山野の徹底マークを優先する事に。

 

山野「けれど、4番滝川さんはどうするんですか………? 湯津先輩ですら止められないのに………」

 

山野は首を傾げながらそう問いかける。

 

戦記「問題は無い。滝川のあのダンクは対処法がある。もし滝川がダンクに行こうとした時、俺に任せて欲しい」

 

戦記はそう言って、滝川対策を立てた事を口にする。滝川はイバラキにおいてトップクラスの選手なので、湯津達は不安そうな様子を見せるが………

 

戦記「まあとにかくだ………俺達の試合は後半こそ本番だ。気を引き締めろ………!!」

 

湯津達「おおー!」

 

湯津達は戦記の言葉で調子を上げるのだった………

 

 

 

力豪の思わぬ善戦に守城は追い込まれたと思いきや、守城側も力豪の戦術を理解し始める。果たして、守城の反撃が始まるのか………?

To Be Continued………!?




次回予告
戦記と滝川の両チームキャプテンがそれぞれマッチアップ。滝川が{炎のダンク(バーニングダンク)}を狙う中、戦記の取った対策は………?
次回「簡単な事だ」
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