幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
守城の逆転により、力豪の勝利は絶望的なものに。だが、滝川はまだ諦めずに………!?


第116話 ラストバトルだ

試合は守城のスローインで再開。山野は戦記へボールを渡そうとするが………

 

笹掛「はあっ!」

 

笹掛が手を伸ばし、ボールをスティールした。

 

笹掛「滝川!!」

 

笹掛は滝川にパスをする。

 

戦記「………やはりそう来たか………!」

 

笹掛にボールをスティールされた時から、戦記は滝川にボールが渡る事を予感していたのか、再びマッチアップする。

 

滝川「行くぞ、戦記!! ラストバトルだ!!」

 

滝川は戦記の手が届かない距離からダンクの体勢に。

 

戦記「(止める………!)」

 

戦記は大きく飛び上がる。だが、滝川は物怖じせずにゴールへと向かう。その途中で2人は接触。戦記は吹き飛ばされ、滝川はボールをゴールへ叩きつけた。この接触に審判の笛が鳴り、会場の空気は静まる………

 

優「ど、どっちだ………?」

 

勝負の行方は審判に委ねられていた。審判の下した判断は………?

 

審判「………赤4番!」

 

滝川のファールだった。戦記を吹き飛ばしたダンクが強引なダンクと見なされたのが原因だろう。

 

滝川「ダメだったか………まあでも、一矢報えたかもな………」

 

滝川は面白そうにそう呟くと、右手を挙げてコートを去った。

 

戦記「滝川………」

 

戦記は体を起こし、コートを去る滝川を目にすると………

 

戦記「今のはファールに助けられた………もしやお前も全国に行けるだけのレベルがあるかもしれんな………滝川………」

 

戦記はそう呟き、その場を去るのだった………

 

 

 

その後、滝川の抜けた力豪が守城に勝てる訳がなく………試合は52vs36で守城の勝利に終わった。

 

審判「52vs36で、守城高校の勝ち!」

 

戦記達「ありがとうございました!」

 

これにより、守城は2勝負。力豪が巫魔と同じ1勝1敗。この試合で守城の全国出場が確定し、残る一枠を巫魔と力豪が争う展開に。それを理解した優は席を立ち………

 

優「………帰ろう、皆」

 

会場を去る事に決めた。

 

光一「ど、どうした優?」

 

光一は優が帰ろうとする様子に首を傾げる。

 

優「まだ3時だから………今からなら少しだけ練習が出来る………皆、明日の試合は絶対に勝つ。その為の練習は幾ら積んだっていいはずだ」

 

その理由は練習の為だった。それを聞いた光一はハッとした様子を見せる。

 

光一「そうか! 明日の試合に勝てば、俺達は全国へ行ける! だから練習して少しでもレベルを上げるって事か!」

 

光一は、優が練習をする事を望んだ理由に頷く。春香達もそれに頷くと………

 

春香「じゃあ帰って練習………ですね!」

 

学校へ戻る事を決める。

 

優「シュガーも協力してくれないかな?」

 

そして優は、巫魔のレベルアップに一役買っているシュガーにも協力を依頼。それを聞いたシュガーは少し考え………

 

シュガー「………ソフトクリーム2つ追加ならいいよ」

 

報酬の割増を条件に引き受けてくれるのだった………

 

 

 

決着した守城vs力豪戦。そして、明日にやってくる、全国の椅子を巡る最後の対決。巫魔はその追い込みに奔走する事を決めたのだった………

To Be Continued………




次回予告
巫魔の体育館で練習をするゆう達。そんな彼らの様子を、休日にも関わらず見ている生徒の姿がいくつもおり………?
次回「応援団だよ」
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