幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
戦記vs滝川の対決は、滝川の5ファールで戦記の勝利。そのまま守城の勝利となり、全国のもう一枠を争うのは巫魔と守城に。ゆう達は練習の為に学校へと戻るのだった………


第117話 応援団だよ

巫魔高校の体育館へ戻った優達は、翌日の試合に向けてひたすら反復練習を繰り返す。

 

優「よーし! 次はパス&シュート100本ずつ!」

 

優はダンクしか出来ないので、指示に徹していた。そんな彼の様子を見るシュガーはソフトクリームを舐めながら………

 

シュガー「………ミドレーユって意外と視野広いよね」

 

優に対しそう呟いた。

 

優「………そうかね? まあ、美矢の動きを参考にし始めてからは以外と周りが見えるようになったのも事実だけど………」

 

優はそう呟く………すると、体育館の外から多くの視線を感じた。

 

優「………なんか見られてるな………」

 

優は体育館の外に目を向ける。するとそこには女子生徒数人がいた。

 

春香「どうしたんですか優さん? ………あっ、同じクラスの赤薔薇さん達………!」

 

練習そっちのけで外を見る優。そんな彼に近づいた春香も、女子生徒達に気付いた。

 

赤薔薇「明日、優くんや春香ちゃんの試合だって聞いてね。だから私達結成したの。私達は今日から応援団だよ!」

 

その纏め役に当たる赤薔薇は、優達の為に応援団を組んだと言う。

 

優「応援か………とても嬉しいよ。ありがとう赤薔薇さん! 皆も………!」

 

優は応援してくれる存在が出来た事がとても嬉しそうだった。

 

光一「ほえー、さしずめ巫魔高校応援団ってところか。俺達の活躍を是非応援してくれよ!」

 

そこから光一が顔を伸ばしてそう呟いたが………

 

赤薔薇「………勘違いしないで欲しいんだけど、私達は優くんと春香ちゃんの応援団だから」

 

赤薔薇達は先程の優達への反応が嘘のように、光一に対しては塩対応を見せた。

 

光一「ま、また優かよ………!?」

 

光一は酷くショックを受けた。その様子を見た優は………

 

優「ま、まあ………明日の応援に応えられるように頑張るよ!」

 

光一の肩を優しく撫で、応援に対する感謝を見せる。

 

赤薔薇「頑張ってね、2人とも!」

 

赤薔薇達はそう言うと、優と春香を応援する為に作った応援旗を広げる。旗には「頑張れ! 優! 春香!」と書いてあった。

 

春香「な、なんというか………恥ずかしいですね………」

 

春香は苦笑いを浮かべる。だが、優は応援団という存在が嬉しかったのか、特に嫌そうな様子を見せず、手を叩き………

 

優「よーし! じゃあ、練習再開だ! 明日の試合、余計に負けられなくなったからね!!」

 

練習に対し精を出すのだった………

 

 

 

迫る力豪との試合。思わぬ応援を得たゆう達は、それに応えるように練習を積み重ねる。果たして、力豪戦に勝つ事は出来るのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
練習を終えた後、美矢は家に帰る前に寄り道をする。彼女が向かったのは、明日香が入院をしている病院で………?
次回「久しぶり」
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