幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
練習の後、美矢は入院中の明日香を訪ねる。明日香は美矢にユニフォームを譲る意思を明かし、それを聞いた美矢は、彼女の期待に応えようと、全国大会出場を誓うのだった………


第119話 頑張ってください

一方、優達は赤薔薇達の質問をしばらく聞いていた為、帰路についたのは日が落ちてからだった。

 

優「赤薔薇さんに結構質問されてしまって帰るのが遅くなっちゃったな………」

 

優は少し疲れた様子でそう呟く。

 

春香「帰ったらすぐにご飯作りますね」

 

そんな彼を元気づけようと、今日の献立を考えていると、2人の生活する家の玄関にこの地域では見かけない制服を着た女学生がいた。

 

優「………? お客さんかな?」

 

優は首を傾げながらその女学生に近づく。

 

優「すみません、何か御用で………って、君は………!!」

 

だが優は、女学生を見るなり驚く様子を見る。優の驚く様子に首を傾げる春香だったが、女学生の顔を見ると春香も驚く様子を見せた。

 

春香「つ、椿さん………!?」

 

なんと、中学時代春香とチームメイトだった椿がその女学生なのだ。

 

椿「お久しぶりです、お2人とも。こうしてお会いするのは久しぶりですね」

 

椿は2人との再会を嬉しそうにしていた………

 

 

 

その後、椿を招き入れて家に入ると、3人でお茶を飲みながら会話をする事に………

 

椿「そういえば………明日の力豪戦に勝てば全国大会へ行けるんですよね?」

 

その際、椿は明日の試合について問いかける。

 

優「まあね。でもかなり大変な事になりそうだよ。今日の守城と力豪戦はかなり凄かった………それに力豪は前の練習試合とは比にならない強さで相手してくるんだ………死に物狂いで頑張らないとね」

 

優は明日の試合が大変なものになる事を予感していた。

 

椿「でも、明日は優さんと春香様のお二人が大健闘なさるのでは無いでしょうか?」

 

だが、椿は2人の活躍を期待していた。

 

優「ふええ………椿ちゃんにそれを言われちまうとな………ねぇ?」

 

期待されている事を恥ずかしがる優。同情を求めるように春香へ視線を向ける………

 

春香「そうですね………でも、明日の力豪戦。優さんの相手は間違いなく因縁の滝川さんですよね? そうなると………燃えません?」

 

春香は優の気持ちに頷きながらも、優の明日における対戦相手が滝川である事を考えると、明日の試合が燃えないかと問いかける。

 

優「それは確かにね………!」

 

それを指摘され、優の気持ちは燃える様子を見せる。優達2人の様子を微笑ましそうに見る椿は………

 

椿「明日の試合、頑張ってください! 私も明日の試合は見に行って応援しますから!」

 

そう言って椿は、優達の応援に行く事を伝える。それを聞いた優達は………

 

優「ああ、ありがとうね、椿ちゃん………!」

 

椿に対し感謝する様子を見せるのだった………

 

 

 

迫る力豪戦。またしても応援を得た優達は、明日の試合に思いを馳せるのだった………

To Be Continued………




次回予告
翌日、遂に力豪戦が始まろうとしていた。両チームのスタメンは、これから始まろうとする試合に気合十分で………!?
次回「最後の試合だ」
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