守城vs利毛の対決は守城の勝利に終わり、守城高校は優勝。そして全国へ行ける残り一枠を賭け、巫魔と力豪の激突が始まろうとしていた………
両チームのスタメンは以下の通り………
巫魔高校(黒)
PG 12番 天野美矢
SG 5番 白宮春香
SF 10番 江野積牙
PF 4番 白宮優
C 17番 相田光一
力豪高校(白)
PG 8番 山田 悠介
SG 6番 笹掛 美代
SF 5番 月宮 誠
PF 4番 滝川 秦
C 7番 鈴木 聖矢
どちらもチームの最強メンバーで今回の試合に挑むようだ。観客席では、やはり戦記と湯津、そして………
修也「またお隣失礼しますよ」
修也、アリサ、芽衣の3人がやってきた。
湯津「やっぱり来た。っていうか、お宅らトウキョウの学校だろ? よくもまあ、飽きずに巫魔の試合を見に来るよな〜」
湯津は修也達が巫魔の試合をわざわざ県外から見に来る事を不思議がっていた。
修也「まあ、前に練習試合したのでね」
修也は一応事実を交えた理由を語る。実際はもっと異なる理由で試合を見に来ているのだが。
?「あの、私もお隣いいですか?」
そんな修也達の隣へ座りたがる女学生の声が。
芽衣「どうぞ………って、貴女は確か………白宮高校の!?」
芽衣はその女学生を知っているようだった。何故なら………
椿「椿です。ご無沙汰してます、天野修也さん、アリサ・ストライクさん、月渡芽衣さん」
その女学生は椿だったからだ。椿と修也達が顔見知りという様子から、戦記は椿がトウキョウの人間だと気付き………
戦記「………優の知り合いは意外にもトウキョウの人間が多いようだな」
そんな事を呟いた。するとその直後、戦記達が座る観客席の近くへ、巫魔高校の赤薔薇達応援団までやってくる。例の優と春香を応援する為の旗を目の前の柵に引っ掛け………
赤薔薇達「優くーん! 春香ちゃーん! 頑張れー!!」
数人がかりの応援をする。それを見た戦記は珍しく驚いており………
戦記「………個性豊かな人間がいるのだな、巫魔高校は………」
どこか引いた様子でそう呟いた………
そして、コートに立つ両チームのスタメンが位置に着く。
優「頼むぞ、光一!」
優はジャンプボールを光一に託し、少しでも前に出られるよう位置する。しかし、その近くには滝川と月宮の2人がいた。
優「(なんか滝川さんと月宮さんの距離が近い………2人が近くにいて利点があるとはあまり思えないのだが………)」
滝川と月宮の待機距離が近い事に首を傾げつつも、審判が笛を鳴らし試合は開始。高く打ち上げられたボールは、光一が触れ、ボールは春香の元へ。
春香「美矢ちゃん!」
すぐに美矢へボールを回して巫魔の攻撃、その第1打が始まろうとしていた。
美矢「(よーし、最初はキャプテンを使って先制だ………!)」
美矢は優による先制攻撃を狙う。しかし………
滝川「月宮!」
月宮「おう!」
その直後に滝川と月宮が動いてきた。なんと、前線へ上がろうとしていた優をインサイドへ入らないよう、2人がかりで囲んでくる。
優「なっ!? ダブルチーム!?」
なんと、力豪が最初から行ってきた作戦は、優へのダブルチームだった。
滝川「前は君にこっぴどくやられたからね………今回は君を働かせはしないよ………!!」
力豪は前の巫魔戦で考えた反省点を活かし、優を抑える作戦に打って出た。それを見た巫魔監督のゆうかはハッとする様子を見せ………
ゆうか「(やられた………! 優くんはゴールに近づかなきゃ仕事が出来ない………!)」
優の弱点を突かれた事に頭を悩ませるのだった………
全国大会出場を賭けた最後の試合がいよいよ開幕するものの、初っ端から優の行動を潰しにかかる力豪。自身のプレイを潰された優はいったいどうするのか………!?
To Be Continued………
次回予告
優がオフェンスで全く活躍出来ず、ディフェンスでも滝川の{炎のダンク(バーニングダンク)}によって押されるというまさかの展開に。しかし、美矢と光一が奮闘する事で、何とか有利な点差に持ち込む事ができ………?
次回「俺達の出番だな」