幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
光一と美矢のコンビが活躍し、19vs10とリードを奪う巫魔。この有利から、ゆうかは早くも優を下げる采配を見せ………?


第124話 絶対に逃げ切るのよ

伊吹が入って試合再開。力豪のスローインで試合が再開するが、山田へボールが渡って間もなく、美矢がボールをスティールした。

 

美矢「よし! 皆あがれ!!」

 

美矢は速攻で追加点を狙う。だが、そんな巫魔の攻撃を見越していたのか、まだ後ろに残っていた滝川と月宮が美矢の前に立ちはだかる。

 

美矢「ぐっ………! (さっきはキャプテンがいたからこの2人はあまり動いてなかったけど………キャプテンがいなくなった今、この2人の動きも本気って訳か………!!)」

 

美矢は攻めあぐねる様子を見せる。

 

積牙「美矢さん!!」

 

積牙がパスを要求した為、美矢は積牙へパス。

 

月宮「行かすかよ!」

 

すぐさま月宮が積牙のマークに着いた。

 

積牙「(戻りが早い………! でも俺は、これを決めてみせる!! 俺の{ソニックジャンパー}で………!!) 」

 

積牙はまけじと月宮の左肩側へ潜り込み、ドライブからのジャンパーを狙う。しかし、積牙はドライブの最中に月宮と激突してしまう。

 

積牙「うわっ!?」

 

月宮「うおっ!?」

 

2人は衝突によって倒れた。直後に審判の笛が鳴り………

 

審判「プッシング! 黒10番!!」

 

積牙のファールをコール。これによりこの試合、2度目のファールを犯してしまった。

 

月宮「おいおい、大丈夫か?」

 

だが、月宮は激突してしまった積牙に対し心配する様子を見せる。

 

積牙「大丈夫です………」

 

幸い、積牙は特に怪我などはしなかった………しかし………

 

積牙「ダメだったか………」

 

{ソニックジャンパー}の失敗に落ち込む様子を見せた。そして、優が抜けた事により、滝川と月宮のディフェンスが本領発揮しようとしているのを目にしたゆうかは………

 

ゆうか「………優真ちゃん、出るわよ!」

 

優真「は………はい!!」

 

ここで優真を投入する事に決める。

 

審判「交代です!!」

 

優真「伊吹先輩………!」

 

優真は伊吹と交代する形でコートへ入った。爆速戦ぶりにコートに立った優真の登場は、会場を湧かせた。

 

湯津「おっ、爆速ぶりに出たな、あの子………!」

 

戦記「彼女には強豪校相手にも強く出られるパスとシュートがあったな。優抜きで前半を逃げ切るなら、ここでスーパーサブを投入するのは選択肢として有りだな………」

 

芽衣「そうですね。美矢さんは攻めのPGとしては強いですけど、あの子は私と同じように味方を活かしたプレイや、遠くから点を奪うプレイが得意みたいですからね」

 

優真の登場により戦記達は、巫魔が前半を優抜きで逃げ切るつもりなのを悟った。

 

ゆうか「皆! 今のリードはかなり大きいわ! 前半戦は最低でも1点差で絶対に逃げ切るのよ!!」

 

ゆうかのビジョンは、このまま前半をリードで逃げ切る事だった。それを聞いた春香達は、ゆうかの作戦に頷く様子を見せるのだった………

 

 

 

優が抜けた弊害が生まれ始める中、巫魔はスーパーサブの優真を投入。果たして、前半をリードのまま逃げ切る事は出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
ディフェンスでは苦戦を強いられる巫魔だが、オフェンスでは優真が攻撃の起点となって、必死に力豪を追いつかせまいと奮闘する………!
次回「守れないなら攻め続けろ」
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