幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
力豪は、滝川の{炎のダンク(バーニングダンク)}で得点を狙ってくる。しかし、優は{炎のダンク}をも止めてみせ………!?


第131話 最早敵無しだな

スローインボールは再び力豪。笹掛から山田にボールが渡ってスタートするが、優が2連発で滝川と月宮を止めてしまった事により、山田はどうすれば得点出来るかが見えなくなっていた。

 

美矢「もらった!」

 

山田「ああっ!?」

 

迷っている際に生じた隙を突いた美矢のスティール。零れ玉を美矢が素早く回収し………

 

美矢「速攻!!」

 

速攻を仕掛ける事に。そこから、優達もゴールへ向けて走り出す。

 

滝川「マズイ! 戻れ!!」

 

滝川達は急いでディフェンスに戻る事に。

 

優「美矢! こっちだ!」

 

そんな中、優がパスを要求。優はスリーポイントラインの外にいるが、今の彼はどこに立とうとシュートを撃つ。それをわかっている滝川は優の前に立ちはだかり………

 

滝川「撃たせるか!」

 

優のスリーを止めようとする。だが、この時優が思い描いていた得点方法は自らスリーを狙うものでは無かった。優は、まだ笹掛が春香のマークに戻れていないのを目にし………

 

優「はっ!」

 

春香の方へ鋭いパスを送った。

 

笹掛「あっ………!!」

 

笹掛は大慌てで春香の持つボールへ飛びつこうとする。だが、一足早く春香がスリーポイントシュートを撃つ。飛び出した笹掛は思いっきり春香へ激突してしまった。

 

春香「うっ!?」

 

笹掛「がっ!? (しまった………!)」

 

春香と笹掛が共に倒れた直後、審判の笛が鳴り、シュートは綺麗にゴールの中へ沈んだ。

 

審判「プッシング! 白6番! バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

結果、バスケットカウントワンスローを獲得。春香は偶然にも4点プレイを狙える展開に。

 

優「よーし! ナイスシュート、春香!」

 

優は春香の元へ駆け寄り、倒れた春香の手を引いて起こす。

 

春香「優さんのパスのお陰です!」

 

2人はハイタッチをかわし、互いのプレイを賞賛する。そして、観客席でこれを見ていた戦記達の中で、戦記と芽衣は優のプレイに着目していた。

 

芽衣「今のパスはいいですね。春香さんがギリギリフリーであると気づいて良いパスを送り、4点プレイを形成する。PGとしては十分に上手い動きです」

 

戦記「そうだな」

 

そんな2人の会話を聞いていた湯津は首を傾げ………

 

湯津「でも優くんってPFじゃなかったか?」

 

優がPGでは無い事を指摘する。

 

戦記「そうだ。しかし、PG以外で広い視野を持つ選手がいるのは良い事だ。それに元々、奴はダンクに行けない時はパスを選択していたし、天野美矢とも息が合っていた。もしや奴はPGも出来るかもしれん………まあ、それは一度置いておくとして………今の優は最早敵無しだな」

 

だが、戦記はPFでありながら広い視野を持つ優を高く評価。そればかりかPGも出来るのではと注目を見せていたが、この場面ではっきりしている事はあった。それは、今の優は最早敵無しとも言える強さを得てしまった事だった………

 

 

 

優の勢いは止まらず、チームの士気を上げるばかりか、着実に力豪を突き放していく。巫魔の攻撃はまだまだ止まらないのか………!?

To Be Continued………




次回予告
巫魔の攻撃は止まる事を知らず、遂に点差は15点差に。追い詰められる力豪だが、滝川は諦める様子を見せず………!?
次回「まだ第3Qだぞ」
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