幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
滝川と月宮のシュートを止めた優達巫魔は反撃。優の鋭いパスからの春香がスリーポイントシュートを決めて、更に点差を広げたのだった………


第132話 まだ第3Qだぞ

春香がフリースローを沈めた後、巫魔は次々と点を伸ばして行く。

 

滝川「ぐっ………! まだまだ!」

 

そんな中でも滝川は諦めずに勝負を挑むが………

 

審判「ホールディング! 白4番!」

 

懸命なディフェンスは虚しくも滝川のファールが積み重なるだけだった………

 

 

 

そして第3Q開始から8分。59vs44と巫魔と力豪は点差が15点差にまで開いた。

 

由乃「(まずい………巫魔との点差は15点。そればかりか………)」

 

力豪監督、由乃の不安は強まる。更にその直後………

 

審判「プッシング! 白4番!」

 

滝川が3つ目のファールを犯してしまう。

 

由乃「(………滝川くんのファールが増えるばかりね………)」

 

前日の滝川のファールトラブルが由乃の頭を更に悩ませた。一方、優は滝川のファールが3つになった事に目を向ける。

 

優「3つか………」

 

優がそう呟くと、美矢が近づいてきて………

 

美矢「どうしたんだ、キャプテン?」

 

優に対し声をかけた。

 

優「いやあさ、滝川さんがこれでファール3つじゃないか? これをモノに出来たらかなり大きいと思うんだよね」

 

優はこの場面で、滝川のファールトラブルが利用出来るのではと考えていた。

 

美矢「キャプテンにしては強かだな………まあいいか。確かに滝川の力を抑えられればこちらの有利になるのは確かだな。よし、じゃあ私がサポートする。今のキャプテンが滝川に負けるとは思えねぇしな」

 

美矢は優を信用し、優と滝川をとことんマッチアップさせる事に決めた………

 

 

 

そうとは知らず、滝川は………

 

滝川「皆! 15点離されたけど、まだ第3Qだぞ! 逆転を最後まで諦めちゃダメだ!!」

 

チームの鼓舞をしていた。月宮達はそれに頷く様子を見せる。しかし、笹掛は滝川に近づくと………

 

笹掛「逆転を狙うのは勿論だけど………アンタも気をつけなさいよ。もうファール3つなんだから」

 

滝川にファールを気をつけるよう警告をする。

 

滝川「ああ、気をつけるよ」

 

滝川は笹掛の警告を聞き入れる。しかし、笹掛の不安は晴れない。

 

笹掛「(………滝川を疑うわけじゃないけど………さっきから4番、白宮優くんがそれ以上の力を見せている………それが気がかりで恐ろしいのよね………)」

 

笹掛は優に対し、強烈な危機感を感じていた。そしてその危機感は事実となって現れる事を、この時の力豪選手達は誰1人知らなかったのだった………

 

 

 

最大15点差のリード。そして滝川が3ファールという、巫魔にとってとてつもないアドバンテージがあるこの状況。更に優は滝川のファールを利用しようとする。様子も見られる中、第3Qはどのような終わりを迎えるのか………?

To Be Continued………




次回予告
滝川とのマッチアップ。優は更なる得点を増やす為にダンクを狙う。これを打ち落とそうと滝川は勝負へ挑むが………!?
次回「勝たせてもらう」
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