滝川が抜けて18点差。追い詰められる力豪だが、月宮と笹掛が執念で3点プレイを成立させて見せた。一方、巫魔にも危機が迫っており………!?
優「取られたら取り返すだけ! 皆、ここで点を取るぞ!」
春香達「おおー!!」
優達は点を取られたら取り返すと言わんばかりに反撃の姿勢を見せる。
月宮「皆! ここ守るぞ! 何としてもここを15点差で終わらせる!!」
力豪は守勢を見せる。月宮は優につき、彼にパスが回らないようディフェンスする。
美矢「(くそっ………キャプテンに回せねぇ………こうなったら………!)春香!」
美矢は春香にボールをパスする。
春香「(ここを決める!)」
春香はそう考えながら前に飛んだ。しかし………
春香「っ………!? (ダメ………! 足が思うように動かない………!!)」
スタミナ切れが来たのか、思うように飛べない。それでも何とか構えを見せる。
笹掛「決めさせない!!」
笹掛は大きく飛び上がり、春香の持つボールに触れる。
春香「うあああっ!!」
しかし、春香はそのままシュートした。笹掛はボールに触れこそしたものの、軽く指が当たっていただけなので、シュートは問題なく放たれるが、笹掛によって精度が狂っており、ボールはリングへ弾かれる。
春香「そんな………」
春香は外した事に絶望しつつコートに倒れた。
優「(まずい、リバウンド!)」
優はリバウンドに走ろうとするが、月宮がリバウンドそっちのけで優のマークを続ける。
月宮「おっと! お前にボール持たせる方が危ないんでな!」
月宮はそう言うと、優を動けないようにしつこくマークする。
光一「俺を忘れてもらっちゃ困るってもんだ!!」
リバウンド自体は光一が、鈴木と安元を相手に制して見せた。しかし、直後に笹掛がスティールを狙ってくる。笹掛がマークしていた春香は倒れたまま。
光一「(くそっ………! 春香ちゃんが倒れたからスティールに来たのか………!!)」
光一は美矢にボールを戻す。しかし、レイに安元がつき、ミスマッチが生まれてしまった為にレイにもパスが出せない。頭を悩ませているうちに山田がスティールに来たのを見た美矢は………
美矢「光一!」
やむなく光一に戻す。この時点で第3Q残り3秒。
光一「もらった!!」
光一はツーハンドダンクを狙う。しかし、笹掛が光一のダンクに対してジャンプしてブロックしようとする。笹掛のジャンプこそ届かないものの、光一のジャンプの勢いは、完全に笹掛をかわせないものになってしまっていた。
光一「(やべぇ………!!)」
結果、光一は笹掛を押し飛ばしてしまった。光一はダンクこそ決めたものの、審判の笛が鳴り………
光一「ファール! 黒17番!!」
光一は3つ目のファールを取られてしまった。同時に試合のブザーが鳴った為、第3Qは終了。
月宮「よーし! ナイスだ笹掛!!」
月宮達は笹掛のファインプレーを喜んでいた。一方、巫魔は………
優「は、春香………!!」
先程から倒れたままの春香に駆け寄る。春香は最早立てず、荒く呼吸をする事しか出来なかった。その様子を見た巫魔監督のゆうかは………
ゆうか「(春香ちゃんが倒れた………それに美矢ちゃんもスタミナ切れが見え始めてきたし、光一くんも3ファール………折角の15点差も………これじゃ殆ど意味が無い………!! ………危機が始まったわ………)」
優を除いた巫魔の主力がボロボロになり始め、15点リードの意味が薄くなってしまった事を感じていたのだった………
第3Qを15点リードで逃げ切った巫魔だが、優以外の主力は戦線離脱、もしくは崩壊寸前の危険状態。残る第4Q。この先に待つとてつもない展開は………!?
To Be Continued………
次回予告
巫魔は春香と美矢を下げ、力豪に通じる主力は優と光一のみという事態に。だが第4Q開始早々。月宮のシュートによって光一はまたファールを犯してしまい………!?
次回「主力はもう」