幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
開幕する第4Q。しかし、月宮と笹掛の2人が見せた連携で、光一は4ファールを取られてしまう。結果、主力は優だけとなってしまい………!?


第137話 逆転のチャンスは今よ

月宮はフリースローにてシュートを撃つ。だが、シュートはリングに弾かれ、外れてしまった。

 

月宮「ありゃっ!?」

 

月宮は驚いていた。

 

優「(しめた………!!)」

 

優はリバウンドボールを取りに行くが………

 

月宮「行くぞ! 鈴木! 安元!」

 

月宮達が3人体制でリバウンドに参加してきた。ボールへ最初に触れたのは優だったが、月宮達3人もボールに触れ………

 

月宮「もらった!!」

 

月宮はボールを、力任せに自分の方へ引き込んだ。

 

優「うわあっ!?」

 

優は背中から地面に落下。月宮は地面に着地した直後、すぐにシュートを撃ってゴールへと押し込んだが、審判はシュートの直前に笛を鳴らしており………

 

審判「ノーカウント! 白5番ファール!!」

 

月宮のファールを取った為、何とかこの場を死守したが………

 

優「(こ、光一がいなくなるだけでこんな苦しくなるなんて………!)」

 

優はインサイドでまともに戦えるのが自分だけという事態を実感させられた………

 

 

 

続く巫魔の攻撃。優はボールをのぞみに回すが………

 

笹掛「インサイド固めて! 今の巫魔は優くんと13番以外にスリーは無いから! 月宮! 優くんへフェイスガード!!」

 

笹掛は、優とあかり以外の3人が外のシュートを撃てない弱点を突き、インサイドを徹底ガード。更に………

 

月宮「よーし、お前にボールは持たせねぇぜ!」

 

月宮が優に対しフェイスガードをする事で、優にボールを持たせようとしない。

 

のぞみ「(パスが回せない………!)」

 

主力をほとんど失った巫魔は、力豪相手に手も足も出ない。

 

美矢「くそっ………! 幾らキャプテンだからってなんでも出来る訳じゃねぇのに………私達がこんな不甲斐ないせいで………!!」

 

美矢は悔しそうにベンチに拳を叩きつける。そしてそれは、光一や積牙も同じだった………

 

ゆうか「(力豪相手に優位な点を持つ選手が優くんだけ………そんな場面がこんな時にやってくるなんて………もしここで滝川くんまで加わったら………!!)」

 

そして監督のゆうかも、巫魔の危機を実感していた。一方、力豪監督の由乃は………

 

由乃「(要注意人物が優くんだけの場面は幾らかやりやすいわね。今のメンバーなら巫魔は嫌でも優くんのワンマンチームになってしまうのだから………)」

 

巫魔の危機をチャンスと思っていた。そして………

 

由乃「滝川くん、次に試合が止まったら出て」

 

由乃は4ファールの滝川を出す事を考えた。

 

滝川「お、俺出すんですか………!?」

 

これには滝川も驚いていたが………

 

由乃「逆転のチャンスは今よ。それに13点差を崩すには貴方の力が必要なの」

 

由乃は今がチャンスだと考えた故の考えを見せたのだった………

 

 

 

嫌でも優のワンマンチームとなってしまった巫魔。この状況を力豪は絶好のチャンスと判断し、滝川をも加えた戦術による逆転を狙うつもりだった………

To Be Continued………




次回予告
ボールが外に出たタイミングで滝川を投入する力豪。4ファールのハンデを抱える滝川が選んだ戦術は………!?
次回「勝つ事を優先するさ」
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