幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

139 / 650
前回までのあらすじ
力豪は4ファールの滝川をコートへ戻した。滝川は下手に優との勝負をせずに、勝ちに行く事を優先し………!?


第139話 1人では無理がある

その後、優はインサイドを守ろうと1人奮闘するが………

 

滝川「月宮!」

 

滝川が上手く月宮へパスを出した事で優をかわし、月宮がこれを綺麗に決める。観客席でこれを見ていた観客席のアリサは、力豪の3年生トリオに圧倒される光景を見て………

 

アリサ「もう、さっきから防戦一方じゃない!!」

 

巫魔の防戦一方を怒っていた。

 

芽衣「アリサちゃんが怒りたくなるのは分かるけど………滝川さん達3人はかなり厄介だよ。流石の優くんでも1人じゃ厳しい………主力がせめて後1、2人くらいいれば………!」

 

しかし、芽衣は苦戦する優達に同情する様子を見せる。

 

修也「シュート力が復活したアイツは確かにオールラウンダーだ。でも、1人では無理がある………バスケは5人でやる競技なんだからさ………」

 

修也はこの状況を静かに分析する。そして、修也の言葉通り、優1人で滝川と月宮を相手取るのは困難である。仮にリバウンドになれば………

 

滝川「うおおおっ!!」

 

滝川と月宮コンビが優を圧倒する。現在の巫魔メンバーでリバウンドが出来るのは優だけの為、優が抑えられれば力豪からすればリバウンドなど簡単だった。

 

滝川「よーし! 速攻!!」

 

インサイドを圧倒される巫魔。しかし、アウトサイドも油断が出来ない。何故なら………

 

観客「うわあああ!! 笹掛のスリーだぁ!!」

 

油断すれば笹掛のスリーが飛んで来る為である。これにより、折角開いていた点差も一気に詰められていき………

 

 

 

第4Q残り5分………

 

滝川「うおおおおっ!!」

 

滝川渾身のダンクが炸裂。巫魔との点差は遂に65vs63の2点差にまで迫った。

 

観客「2点差だ! これは力豪の逆転勝利も全然あるぞ!!」

 

時間が多く残っている中で、点差はたったの2点。会場は完全に力豪を応援する声が多くなっていった。

 

湯津「うわっ!? す、すげぇ………力豪を応援する声ばっかりだぜ!?」

 

これには湯津も驚いていた。

 

戦記「滝川の復活が大きいだろうな。奴は4ファールだが、自分の役割に徹して、隙あらば点を獲得する。イバラキのPFとしてなら、間違いなくNO.1かもしれないな………」

 

戦記は滝川の強さを褒めていた。一方、巫魔ベンチは焦りで一杯だった。

 

積牙「いったいどうすれば………!!」

 

光一「監督! 俺達を出してくれよ!! このままじゃ優達が潰れちまう!!」

 

積牙達は慌てるが、監督のゆうかは解決方法を探るばかりで沈黙を続けるばかりだった。巫魔は絶体絶命の危機に瀕していた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「………何やっているのよ!!」

 

だが、突如として巫魔に向けた叱責の声が観客席から響く。

 

優「えっ!? ど、どこから………!?」

 

優は慌てながら周辺を見回す。すると観客席には………

 

優「あ………明日香!?」

 

ずっと入院を続けていた明日香が、観客席から大声を上げて叱責の声を飛ばしていたのだった………

 

 

 

遂に点差が2点差にまで詰められる巫魔。だが、そこへ駆け付けた明日香が巫魔を叱責してきた。果たして、明日香の登場は巫魔にどのような空気を与えるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
明日香は追い詰められる巫魔を叱責しつつも、全国への道を応援する。それを聞いた優はそれに応えようとオフェンスで底力を見せ………!?
次回「負けらんねぇな」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。