幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優のスーパープレイを見て反撃に転じる力豪。しかし、優のみをマークするあまり、伊吹達4人の奮闘により、点差は7点に広がった………


第142話 暴れなさい

審判「力豪! タイムアウト!!」

 

力豪はタイムアウトを取り、残り4分22秒の間における作戦を考えていた。そして巫魔のペンチでは………

 

ゆうか「優くんが取った2点、伊吹ちゃん達が4人力を合わせて取った3点。これは間違いなく巫魔に大きな流れを引き戻すきっかけになってくれたわね」

 

優達が取った5点の大きさについて、ゆうかが絶賛していた。

 

優「はい。でもまだまだです。後4分22秒。力豪側にだって逆転のチャンスは全然ある。油断せずに点を取るべきです」

 

しかし、優は警戒心を崩さずに攻めの姿勢を見せる。すると、それを聞いた美矢は………

 

美矢「そうだな………監督、充分だろ? 私達を温存するのはもう………」

 

そう言って試合への再出場を要求する。

 

光一「俺も出させてくれ。4ファールだろうが下手なプレイはしないからよ!」

 

それを合わせて光一まで再出場を要求。2人が再出場を申し出ると………

 

優真「あの………! 私も力になれませんか!? ここにいて充分体力も戻ってきました………!!」

 

次に口を開いたのは優真だった。優真は第2Q終了後のインターバルから今に至るまでずっと休息していたお陰で、体力はある程度戻ってきていた。

 

ゆうか「そうね………分かった。今はこの試合を逃げ切る事が先決だもの………3人の出場を認めます」

 

ゆうかは3人の出場を許可する事に。それを見た積牙は………

 

積牙「あの………!! 俺も出させてください! 皆さんと比較してまだ足手まといかもしれませんけれど………!!」

 

自身も再度出場を申し出た。

 

ゆうか「はいはい、そう言ってくれると思っていたわ………優くん以外全員交代よ………思いっきり暴れなさい!」

 

積牙も加えた4人をコートに出すと決めたゆうかは、優以外のメンバーチェンジを決め、4人をコートへ出す事に。

 

積牙「あ、ありがとうございます!」

 

積牙と優真の2人は頭を下げる。そして、優は積牙達4人の元に駆け寄り………

 

優「あと4分。個人的には積牙と光一の4ファールが心配なんだけど………土壇場の2人は何とかしてくれると信じているよ」

 

積牙、光一への不安な様子をかすかに見せたものの、2人への期待を見せた。

 

美矢「キャプテン、本音漏れてるぞ………まあ、不安なのは間違いないが………」

 

美矢は優が本音を漏らした事を指摘したが、内心は優と同じく積牙達2人に不安を見せていた。

 

光一「うるせー!! やるんだよ、俺達は!! 観客の女の子全員メロメロにしてやらあ!!」

 

光一はそんな事を意気込んでコートへと向かう。

 

優「元気で何よりだよ」

 

そんな彼の下心丸出しの意気込みを聞いた優はそれを流し、彼の強いやる気を素直に褒めるのだった………

 

 

 

力豪戦残り4分22秒。刻一刻と無くなっていく試合時間の中、スコアは70vs63。果たして、巫魔はリードを守り切れるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
試合再開。何としても点を取りたい力豪は攻めるが、4ファールになってもキレのある動きを見せる光一が奮闘。それに負けじと積牙も渾身のプレイを見せ………!?
次回「4ファールなんざ知らねぇ」
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