幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優と伊吹達4人の奮闘に心を動かされた巫魔。巫魔は優を残したメンバーチェンジで、積牙達をコートへ戻すのだった………


第143話 4ファールなんざ知らねぇ

力豪ボールで試合再開。美矢がSGのポジションに入った為、PGは優真。しかし、ドリブルとディフェンスが未熟な優真では山田を止められずにかわされてしまう………

 

山田「チョロいぜ………!」

 

山田はあっさり抜けた事で喜ぶ………と同時に、積牙が走り込んできた。

 

山田「やべっ!!」

 

山田は咄嗟に月宮へパスを回す。

 

月宮「よーし、行け鈴木! そのCは4ファールだ! トドメ刺せ!!」

 

月宮から力豪Cの鈴木にボールが回り、鈴木はゴール下からシュートを狙うが………

 

光一「うるせー!! 4ファールなんざ知らねぇ!!」

 

光一は、4ファールとは思えない程にキレのあるブロックで鈴木のシュートを防いだ。

 

鈴木「なあっ!?」

 

鈴木は驚きを隠せなかった。零れ玉を優が拾うと………

 

優「速攻!!」

 

優がボール運びの中心としてドリブルをし、他の4人を上がらせる。

 

伊吹「よし! 優のPG作戦だ!!」

 

優は素早いドリブルで上がっていく。それを観客席から見ていた戦記は………

 

戦記「………やっぱりアイツはPG向きだな………」

 

と、優にはPGがピッタリであると確信したようだ。そして、フロントコートに到達した優は、月宮にマークされている積牙にボールを回した。

 

滝川「月宮、止めろ!!」

 

滝川は月宮に声をかける。

 

月宮「任せろぃ!!」

 

月宮は体を大きくして積牙のコースを塞ぐ。

 

積牙「………決める!!」

 

積牙は目を研ぎ澄ませる。そして、月宮が見せた一瞬の隙を突き、月宮の左側に潜り込み、月宮を綺麗にかわしてみせた。

 

月宮「なあっ!?」

 

積牙はそのままジャンプシュート。滝川がブロックに走るも手が届かず、積牙のシュートは決まった。

 

伊吹「よーし!! 公式戦初の{ソニックジャンパー}が決まった!!」

 

これまで公式戦では強敵続きやミスで決まっていなかったソニックジャンパーが見事に炸裂した。

 

光一「やったぜ、セッキー!!」

 

光一は勢いよく積牙に抱き着いた。

 

積牙「はい………!!」

 

積牙は喜ぶ様子を見せる。

 

優「おーい! ディフェンス! ディフェンス!!」

 

しかし、試合は直ぐに再開されたので、優は急いでディフェンスに戻るよう促す。

 

光一「よーし! 最後の1秒まで走るぞセッキー!!」

 

積牙「はい!!」

 

2人は走ってディフェンスに戻る。それを見た優は………

 

優「(2人ともファールのハンデを感じさせないナイスプレイだ………これなら行ける………!!)」

 

この試合に勝つ希望を見たのだった………

 

 

 

積牙と光一のナイスプレイでスコアは72vs63。果たして、このまま逃げ切れるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
力豪も負けじと点を加えてくるなど、油断は出来ない状況で時間が進む中、疲労が落ち着いた春香は、残る時間でチームへの応援に残る力を注ぐ事に決め………?
次回「ベンチも盛り上がりましょう」
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