幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
積牙達が交代でコートに戻り試合再開。4ファールというハンデがある積牙と光一だが、2人はそれをものともしない強気のプレイを見せ………!?


第144話 ベンチも盛り上がりましょう

9点差をつける巫魔。しかし………

 

滝川「まだだ! まだ諦めるには早い!!」

 

滝川達力豪は諦める様子を見せない。

 

PGの山田がボールを運び、月宮に向かってパス。月宮がフックシュートを狙いに行くが………

 

積牙「撃たせない!!」

 

積牙が大きく飛び上がり、月宮のシュートコースを防ぐ。

 

月宮「うおっ!?(お、俺のフックシュートに着いてきただと!?)」

 

月宮は驚きつつも、何とか笹掛にパス。笹掛はパスを受け取ると、マッチアップしている美矢の不意を突く形で素早くシュートを撃つ。

 

美矢「くそっ………!! (なんちゅうクイックリリースだ………!!)」

 

笹掛のシュートは綺麗に決まり、点差は6点差に縮まる。

 

優「まだ油断は出来ないか………皆! 気を引き締めて!!」

 

優はチームの気を引き締めようと声をかける。そんな中、ベンチでは、とてつもない疲労でベンチに寝かせれ、頭に濡れタオルを乗せていた春香。彼女の疲労がようやく落ち着いたのか体を起こす。彼女は体を起こしてすぐスコアボードを見る。

 

伊吹「は、春香………! 大丈夫なのか!?」

 

伊吹は春香を心配する様子を見せるが、春香は自身の疲れなど気にもせず………

 

春香「優さん! 皆さん! 頑張って!! 後3分48秒です!!」

 

すぐにチームの応援をする。

 

優「春香………!!」

 

ある程度回復して間もなく応援に力を注ぐ春香の姿に驚く優。ベンチのメンバー達も困惑を隠せずにいたが………

 

春香「ベンチも盛り上がりましょう!! 応援の力で優さん達を勇気づけるんです!!」

 

春香はベンチメンバーにも応援するよう声をかける。最初こそ驚く様子を見せたが………

 

鈴香「皆、頑張れー………!」

 

鈴香はボソボソとした声ではあるものの、チームを応援する。それを見て………

 

あずさ「皆〜! 頑張れー!!」

 

美咲「頑張ってー!!」

 

ベンチメンバーは応援の声をあげる。それを見た優は………

 

優「よーし、反撃の1本取るぞ!」

 

そう言って、追加点を取る事をチームに共有。積牙がボールを優真に回すと、優真はパスを受け取った直後に美矢へ鋭いパスを送る。そして、美矢もパスを受け取った直後にボールをゴール近くに打ち上げる。

 

優「よし来た!」

 

優は空中でボールを受け、アリウープを狙う。

 

滝川「決めさせないよ!!」

 

だがここで滝川がブロックに来た。

 

優「絶対決める!!」

 

優はそう言うと咄嗟にダンクを中断し、ボールをゴールに向けて軽く放ち、確実に2点を奪った。

 

滝川「なっ!? それアリか!?」

 

優のとにかくゴールにボールを投げ込む姿に滝川は驚きを隠せなかった。しかし、結果として8点差に広がった為………

 

優「よーし! 後3分半! 逃げ切るぞ!!」

 

優はこのまま逃げ切る事を宣言するのだった………

 

 

 

一進一退の攻防の中、試合は74vs66に。果たして、残り3分半の試合の行方は………!?

To Be Continued………




次回予告
時間は次々と無くなっていき、3点差で残り45秒となる。その時、笹掛のスリー、月宮のフックシュート、滝川の{炎のダンク}とシュートの連打が襲いかかる。しかし、優達はそれぞれゴールを許すまいと懸命なディフェンスをし………!?
次回「これが最後だ」
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