力豪戦終盤。3点差の中で力豪による怒涛の攻撃を受ける巫魔だが、巫魔のメンバーがそれぞれ奮闘してゴールを守りきる。そして優が、ゴールを壊す程のダンクを決め、試合は終わりを迎えたのだった………
優「痛てて………って、やばい、ゴール壊しちゃった………!?」
優はゴールのリングを壊した事に慌てていたが………
美矢「キャプテン!! 勝ったぞ!!」
積牙達は試合の勝利に喜んでいた。それを聞いた優は最初、いつの間に試合が終わったのかと驚く様子を見せていたが、スコアボードを目にした事で試合が終わったのを目にすると………
優「………やった!! 全国だぞ、皆ー!!」
持っていたゴールのリングを投げ捨て、仲間達と勝利を喜んだ。
アリサ「巫魔が勝ったって事は………ユー達も全国だー!!」
そして、観客席で見ていた戦記達や修也達も嬉しそうな様子を見せていた。
戦記「県大会は終わりだな………そして、全国へ行くのはやはり巫魔か………益々楽しみになって来たな………そして、俺も奴とのケリをつける最後の試合になるな………」
戦記はそう言って観客席を立つと………
戦記「さあ、行くとするか………閉会式が始まる」
そう言って、湯津と共に観客席の真後ろで待機していた守城メンバーと共にコートの方へ向かいだした。そして修也達も席を立ち………
修也「(ミドレーユ………全国の舞台でお前達と戦う時を待っているぞ………!)」
そう心の中で考えて会場を後にするのだった………
運営委員「優勝、守城高等学校」
そして始まった閉会式。優勝は県大会の全試合無敗である守城高校。そして………
運営委員「準優勝、イバラキ県立巫魔高等学校」
準優勝は、度重なる激闘を制した巫魔高校。優と春香が代表で賞状を受け取った。
運営委員「続きまして、個人表彰を行います。今大会MVPは………守城高等学校、戦記良太くん」
そして大会MVPは戦記だった。戦記は今回の県大会でほぼ無敵クラスの強さを見せた為に、誰もがその称号授与に納得していた。
運営委員「続きまして、今大会の得点王です。5位、力豪高等学校、月宮誠くん。4位、力豪高等学校、笹掛美代さん。3位、巫魔高等学校、白宮優くん、2位、守城高等学校、湯津播磨くん、1位、力豪高等学校、滝川秦くん」
そして得点王ベスト5。殆ど三大王者の選手だが、その中に優も含まれていた。
光一「おっ! 選ばれたぞ優!!」
これには巫魔選手も当然ながら、三大王者の選手達も面白そうな様子を見せていた。
運営委員「………以上で、大会を終了致します」
そして、運営委員のこの言葉でこの大会は終わりを告げたのだった………
その後、賞状を持った優達は楽しげな会話をしていた。すると………
大会スタッフ「すみません、白宮優くんですか?」
大会スタッフが優に声をかけてきた。
優「そうですが………?」
優が首を傾げていた。
大会スタッフ「シュガーっていう女の子から手紙を預かったの。どうぞ」
スタッフは優に対しシュガーからの手紙を渡すと、優の元から離れた。優は首を傾げながら手紙を開ける………
「ミドレーユ、大会準優勝おめでとう。最初はかなり不安だったけど、春香達とのプレイはとても見事だったよ。それに、アメリカで一緒にバスケしていた時よりも真っ直ぐなミドレーユのプレイとても面白かった。それを見て、私も益々バスケがやりたくなった。だから、これから国に帰る。全国制覇頑張ってね。それともしもの話だけど、もしミドレーユが全国制覇をしたら、アメリカにいる私のチームと対戦しようね。最も、巫魔高校が勝てるかは分からないけどね」
その中にはシュガーからの賞賛、別れの言葉があった。どうやら、アメリカに帰る事にしたらしい。
優「賞賛したかと思えば挑戦的な言葉………相変わらずバスケの話になると強気だな………」
優は苦笑いを浮かべる………すると、最後の方に追伸があった。
「ps.ソフトクリームの形した雲の写真があったので送ります」
しかし、その内容は唐突に意味不明なものになっていた。
優「………相変わらずのソフトクリーム好きだな………あれ? まだ追伸………?」
シュガーの人間性を知っている優は苦笑いを浮かべる。だが、手紙にはまだ追伸があった。
優「………!? これは………!!」
その追伸は、優を驚かせるものだった………
長きに渡る県大会は、守城高校と巫魔高校が全国への切符を掴んだ。そして、巫魔の新たな挑戦が始まろうとしていたのだった………
To Be Continued………
次回予告
試合から数日、全国への切符を掴んだゆう達だったが、全国大会のインターハイに向けた練習をしようとした矢先、巫魔バスケットボール部に意外な事態がやってくる………!?
次回「追試だと」