幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
全国大会が迫る巫魔高校バスケットボール部。しかしそんなバスケ部に、赤点4つ以上者の登場という大問題が発生。これに該当した積牙達3人は追試に追われる事となってしまい………!?


第148話 分からねぇよ

春香「はーい、それではこれより、地獄の勉強会を開催しまーす!!」

 

部活の後、積牙達は優と春香が暮らす家に連れていかれた。理由は言うまでもなく追試勉強の為である。

 

積牙「あの………地獄とは具体的にどのような………?」

 

積牙は恐る恐るそう問いかける。

 

春香「地獄と言っても大した事じゃ無いわ………ただ寝る時間無くなるだけよ?」

 

春香は満面の笑みでそう答えた………しれっと地獄に該当する事を呟きながら。

 

美矢「なーんだ、寝る時間無くなるだけか、あはは………って、なるわけねーだろ!?」

 

美矢もこれにはノリツッコミを見せる。しかし………

 

春香「早くやってください………!!」

 

春香はニコニコとしながら威圧をかける。

 

積牙達「は………はい………!!」

 

積牙達は涙目になりながら勉強に取りかかる。その光景は、勉強会へ手伝いに来たあかりや優真も………

 

優真「(春香先輩ってあんな威圧かけられたんだ………)」

 

と、先程の威圧から春香への恐怖心をのぞかせるのだった………

 

 

 

その後、マンツーマンという形で3人は勉強。積牙はあかり、光一は春香、美矢は優真が担当する形に。

 

美矢「………そういや、キャプテンはどうしたんだよ?」

 

美矢はこの時に、優がいなくなっている事に気づいた。

 

春香「私の家が経営している、近くの体育館に行ったわ。多分自主練ね」

 

その優はまた練習に行っていた。まあ、春香の協力で全教科60点以上を取った男がいても余り役立たないと思われるのである意味いないのは正しいとも言えるが………

 

光一「だああ!! 分からねぇよ!!」

 

3人は勉強に苦戦させられていた。

 

あかり「参ったわね………ここが分からなきゃ、次の試験も苦戦するわよ?」

 

そもそも3人の勉強力には根本的な問題があった。それは、基本的な問題の解き方が分かっていないという事。更に、3人とも暗記が苦手であり、特に歴史系は散々だった。

 

春香「参ったわね………優さんは飲み込みが早かったから割とすぐに教え終わっていたんだけど………」

 

これには春香も難色を示していた。

 

光一「アイツ飲み込みも早いのかよ………」

 

光一はゆうに対し、どこが嫉妬心を持っていた。

 

あかり「そういえば、優くんって今回の歴史はどうだったの?」

 

そんな中、あかりは春香にそんな話題を問いかける。

 

春香「100点でしたよ。しかも私、歴史は何も教えてませんしね」

 

春香はそう返した。優はどうやら歴史だけは得意な模様。それを聞いた美矢は………

 

美矢「キャプテンって歴史得意だったのか!?」

 

優が歴史の勉強を得意としている事に驚きを隠せなかった………

 

 

 

追試に追われる積牙達だがその雲行きは怪しかった。果たして、積牙達に追試を乗り越える術はあるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
休憩時間。興味本位で優の部屋に入り込む積牙達。彼の部屋にある本棚にはバスケ雑誌だけでなく、歴史漫画が置いてあり………!?
次回「そんな勉強手段」
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