幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
追試の勉強に追われる積牙達。優が不在の中、勉強における彼の得意な部分が発覚し………!?


第149話 そんな勉強手段

悪戦苦闘が続く勉強会。すると、春香の携帯に優からのメッセージが届いていた。

 

春香「………優さんが帰ってくるみたいです。夜ご飯作らないといけないのでちょっと休憩しましょう。皆さんの分のご飯も作りますから是非食べて行ってください」

 

優が体育館から戻ってくるという内容のメッセージが来た為、家事をしなければならない春香は一度勉強会を中断することに。

 

美矢「ふいー………疲れた」

 

美矢は疲れた様子を見せる。最も、勉強はまるで進んでいないが。

 

光一「なあセッキー、美矢、ちょっといいか?」

 

そんな中、光一が積牙と美矢に声をかける。3人は廊下に出ると………

 

光一「優の部屋見に行かね?」

 

突然光一は、優の自室を見に行く事を誘った。

 

積牙「えっ、流石にそれは怒られますよ………! 春香先輩の許可も無いのに………」

 

積牙は反応に困っていたが………

 

美矢「それいいな、行こうぜ!」

 

美矢は男子高校生みたいなノリであっさり承諾。

 

光一「美矢は話がわかるなー!」

 

光一は美矢と肩を組んで喜んでいた。最早、最初の不仲さはどこへやらといった仲である。

 

美矢「密告するなら、お前の都合に悪い噂を流すぞ〜!」

 

更に美矢は積牙を脅してきた。それを言われた積牙は頷くしか無かった。それと同時に………

 

積牙「(あ、悪友コンビ………!!)」

 

心の中でそう考えて恐れたという………

 

 

 

その後、積牙達は優の部屋にこっそり潜入。優の部屋には数個のバスケットボールやこれまで着てきたバスケ部のユニフォームが飾られており、それと共に幾つか写真があった。修也達との写真や、巫魔高校時代の写真、果ては小さい頃の優とシュガーの写真まであった。

 

積牙「キャプテン、本当に色んな人と交流しているんですね………」

 

積牙が、思ったよりも広い優の人脈に驚いていると………

 

美矢「おわ、本棚はバスケ雑誌ばっかりだ………! しかも、もう手に入んねえバックナンバーまである!!」

 

美矢は本棚に着目した。優がこれまで集めてきた雑誌は、美矢にとってお宝の山に見え、勝手に読み始めた。

 

積牙「(本当にバスケ好きだな、この人も………)」

 

美矢の態度に呆れる積牙。すると光一が本棚を漁る中で………

 

光一「………ありゃ? なんだこりゃ………?」

 

明らかにバスケ雑誌ではない本が隠れていた。その本は………

 

光一「れ、歴史漫画だ! アイツ、こういうのも好きだったのか………!」

 

バスケとはまるで関係ない歴史漫画だった。しかも綺麗に日本編、中国編、西洋編など、シリーズのものを全巻揃えている。

 

美矢「まさかキャプテン、歴史の勉強方法って………そんな勉強手段なのか………?」

 

それを見た3人は、優が歴史を得意とする理由を理解するに至った。

 

?「なーにやってんだバカども」

 

………だが、突如3人に聞き慣れた声が聞こえた。3人が恐る恐る部屋の入口を向くと………

 

優「人の部屋でなーにやってんだバカどもがー!!」

 

自主練帰りの優が立っていた。その後の3人は言うまでも無く、優からキツく絞られることとなったのだった………

 

 

 

優の自室に忍び込んだ積牙達は、優が歴史を好む理由を知った。が、同時に優から怒られるという末路を辿ってしまうのだった………

To Be Continued………




次回予告
食事をとる優達。楽しく会話をする中で、優は自主練の際に戦記と会った事を口にし………!?
次回「戦記さんに会ったよ」
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