幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
勉強会の休憩時間。積牙達は優の部屋へ潜入した。そこで、 優のバスケに対する情熱、そして、彼が歴史を得意とする理由が明らかとなり………!?


第150話 戦記さんに会ったよ

優は、自室に潜入した積牙達3人に説教をした後、春香達と共に食卓を囲う事になった。

 

美矢「ううっ、キャプテン………悪かったよ………」

 

元不良の美矢は涙目になりながら、頭に大きいタンコブを作っていた。そして大きいタンコブは積牙と光一の頭にも出来ていた。

 

優「人の部屋を覗くなんて悪趣味だなぁ………誰だ、言い出しっぺは………」

 

優は呆れながら部屋に入るきっかけを作ったのは誰だと問いかける。

 

光一「せ、セッキーだよ!」

 

光一は罪を積牙に擦り付けようとする。しかし………

 

優「お前か、言い出しっぺは!」

 

優は一瞬で光一が嘘を言ったのを見抜き、再びゲンコツをお見舞いする。

 

光一「ううっ………痛ってえ………」

 

流石の光一も落ち込む様子をみせた。

 

あかり「なんというか、優くんも堂々としたキャプテンらしくなったわね。あの時、優くんを指名した私の目に狂いはなかったわ」

 

あかりはそう言って味噌汁を啜る。

 

優「まあ嫌でもこんな連中相手にしてたらな………」

 

優はあかりの言葉に対し、呆れ気味にそう返した。

 

春香「うふふ………!」

 

春香はそれに思わず笑いを零した。

 

積牙「わ、笑い事なんですか、それ………?」

 

積牙は首を傾げる。

 

優「まあ春香からしたら笑い事だろうね………僕からすれば頭を悩ます事案だけど」

 

優は思わずそう愚痴を零した。

 

積牙「ううっ、面目ないです………」

 

積牙もまた落ち込む様子を見せていた。

 

美矢「ふええ………試合の時以上にキャプテンが怖い………助けて優真〜」

 

積牙が落ち込むのを見ると、美矢は優真に泣きついた。

 

優「優真に逃げるなよ………」

 

優はやれやれと言った様子を見せる………だが、味噌汁を啜った直後、ゆうは先程までの会話から一点、真剣な表情を見せる。

 

優「そうだ。今日あそこの体育館で、戦記さんと会ったよ」

 

優真「えっ!?」

 

優は、自主練の際に戦記と対面した事を呟く。

 

美矢「それで………何の話をしてたんだよ?」

 

同じく全国大会に出る強豪のキャプテン戦記と、優の邂逅はその場にいる春香達を驚かす。

 

優「全国で戦う時のプレイスタイルについて話してたのさ。今後、今まで通りのプレイだけじゃダメだって言われてさ」

 

優は、戦記との会合時に指摘された事を語った。

 

春香「戦記さんがそんな事を仰ったのですか………?」

 

優を褒める場面が多かった戦記にしては珍しい指摘………春香がそう考えを見せていると………

 

優「まあ最後まで聞いてくれよ。戦記さんから言われたのは、僕の新たな戦い方について。そして、その戦い方を現実的にする為の特訓をさっきやって来た………って訳だよ」

 

優はそう言って席を立つと、戦記と対面した時の事を思い出すのだった………

 

 

 

楽しげな会話から一変、優は自主練に行った時の事を春香達に共有した。果たして、戦記との会話はどのようなものだったのか………?

To Be Continued………




次回予告
体育館での練習時、戦記と対面した優。PFらしからぬ練習をする優に首を傾げる彼に対し、優はシュガーの手紙を見せ………?
次回「実は僕」
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