積牙達の追試。全国の為にも落とせないこの試験をなんとか全員乗り越え、巫魔バスケ部は最大の危機を乗り切ったのだった………
光一「合宿しようぜ、優! 監督!」
優達「………え?」
追試から戻ってきた3人のうち、光一が真っ先に語ったのは意外過ぎるものだった。
光一「え? じゃねえよ! 折角追試を乗りきったんだ。褒美くらいあってもいいじゃんか!!」
光一は威張るようにそう言い返した。
優「図々しいな………どうします、監督?」
優は首を傾げながらゆうかにそう問いかける。
ゆうか「うーん、まあいいんじゃないの? 全国大会開始まで時間はあるし………それに皆のレベルアップだって必須事項だもの。合宿をやる価値はあると思うわ」
ゆうかはそう言って合宿を了承する。
ゆうか「………ただし、場所は私が決める………その条件でいいなら合宿に賛成するわ」
一応条件を付けてきたが、大したものでは無いだろうと光一は黙って受け入れる。
光一「いよっしゃあ!!」
光一は合宿に喜んでいた。
美矢「合宿か………中学ぶりだよ」
それと同時に美矢も喜んでいた。しかし、ゆうかが合宿をすると言った事について、春香達はどこか暗い表情を見せる。
積牙「あの………皆さんの様子がおかしいのですが………?」
積牙は首を傾げながら恐る恐る優に問いかける。
優「………確かに監督の合宿は効果こそ出る。でもそれは果てしなく過酷なものさ………多分、夜は死ぬぜ?」
優はゆうかの合宿方針を口にする。
美矢「ああ、それで皆あんなに嫌そうなのか………」
どこか他人顔の問題児集団。そんな中、優真は優が涼しい顔をしている事に気付いた。
優真「そういえば………なんでキャプテンは落ち込まないんですか?」
優真がそう問いかけると………
優「生憎とそんなヤワに鍛えられてないし………アメリカや友力で地獄の特訓と称された特訓なんか沢山やって来たしな………」
優はそう返した。どうやらゆうかの合宿が地獄である事について、今更なんだとでも言いたげな様子だった。
伊吹「優真………コイツの価値基準とかは期待すんな………本当にしんどかったんだからさ………」
優の感覚をおかしいと感じている伊吹は、優真に対し優の感想を真に受けないよう助言する。
優真「まあ………身構えてはおきます………」
なんだかんだ部の中でまともな伊吹のアドバイスを受けた優真は、元気に終わる事は無いのだなという事を予測しながら合宿の日まで待ち続ける事を考えるのだった………
光一の突発的な要求で合宿をする事になった巫魔バスケ部。しかし、ゆうかの合宿は春香達が一瞬にして暗くなる程過酷のようだ。果たして、その過酷さは………!?
To Be Continued………
次回予告
合宿のため、イワテを訪れる巫魔バスケ部。優達が向かったのは、同じく全国大会出場を決めた強豪校で………!?
次回「こりゃ地獄だ」