幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
奥泉には3人の必殺技持ち選手がいた。巫魔も懸命に必殺技で挑むが、尽く封殺されてしまい………!?


第160話 勝負ありましたわね

その後、第2Q、第3Qと続き、積牙達は懸命に琴乃達の必殺技を防ごうとするが………

 

優「プッシング! 白10番! バスケットカウントワンスロー!!」

 

シュートは防げないばかりかチャンスを与えてしまう始末。第4Q残り1分。点差は114vs36と点差はトリプルスコアに広げられていた。

 

美矢「くそっ………!」

 

それでも諦めずにくらいつく巫魔。しかし、高さの面で巫魔は圧倒され、普段ならいるゆうもこの試合では頼れず、高さを譲る事となってしまう形で失点を繰り返していた。

 

美矢「(この試合ほどキャプテンの高さが欲しいと思った事はねぇ………! それ程高さという面で試合の流れ握られちまってるし………!!)」

 

美矢は試合の現状を理解し、そのように呟いた。そして、試合終了間際、ボールは琴乃に渡る。

 

琴乃「勝負ありましたわね………!!」

 

琴乃はそう言って再び{アドバンスハイスリーポイントシュート}を放ち、ボールを高く打ち上げる。当然の如くあかりはこれに届かない。

 

美矢「まだだ!!」

 

美矢が辛うじてヘルプに回る。しかし、間一髪ボールには届かずにボールは無慈悲にもゴールへ吸い込まれてしまうのだった。

 

優「試合終了! 117vs36で奥泉高校の勝ち!」

 

試合は奥泉高校の圧勝。

 

光一「くそっ!!」

 

光一は悔しさのあまり地面に拳を打ち付ける。

 

琴乃「優くんや春香ちゃんがいないとこのザマなのね。まあでも、良い機会になったと思うわ。全国っていうのはそう簡単に勝てる世界じゃないってことは………」

 

琴乃は積牙達に対し現実を叩きつけた。

 

伊吹「だとしても本気過ぎねぇか? 最後まで舐めプもなかったし………」

 

伊吹は試合終了まで手を抜かなかった琴乃達奥泉高校の選手達に向けて首を傾げた。

 

琴乃「ああ、だって叩き潰すつもりだったもの。貴方達のキャプテンもそれを理解した上でこんな試合の審判をやっているのよ」

 

琴乃達は、この試合で徹底的に巫魔を叩き潰すのが目的であると、ようやく積牙達の前で明かした。

 

光一「そうなのか!?」

 

光一は驚きのあまり優に視線を向ける。

 

優「………積牙や光一、美矢………それに優真や結衣ちゃんには知っておいて欲しかったんだ。全国の厳しさを………その強さを………」

 

優は、昨年奥泉との合宿を経験していない彼等に全国の現実を知ってもらう為に了承した事を明かす。

 

優「だから………この合宿には死ぬ気で取り組んで欲しい。全国制覇を本気で信じるなら………尚更ね」

 

優はそれを踏まえた上で合宿に本気で取り組む事を依頼するのだった………

 

 

 

合宿という形で全国の厳しさを知る事になった巫魔高校。果たして、この合宿においてどれだけのレベルアップが出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
合宿にくらいつく形で取り組む巫魔の選手達。そんな中、積牙達は優と琴乃達の1on1対決を目にし………?
次回「負ける気がしない」
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