幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
練習試合の大敗から、真面目に練習へ取り組む巫魔バスケ部。そんな中、春香達は優が琴乃達3人の必殺技を破ってしまう圧倒的な強さを見せたのだった………


第162話 練習熱心ね

それから数時間。日が落ちた事でこの日の特訓は終了。優達は校舎の教室などを借りる形で睡眠をとる事になっていた………

 

 

 

だが、優と春香の2人は体育館に戻ってきていた。そして、体育館の扉を閉めると、2人とも自主練習を始めた。

 

優「(昼間は思ったように自分の練習出来なかったからな………今からは個人練習だ………!)」

 

優は戦記に言われた自分のバスケを見つける為、フットワークとドリブルの基礎練習。そして、シュートはレイアップ、ジャンプシュート、スリーポイントシュート、ダンクと、様々なものを練習していた。黙々とスリーポイントラインの外からシューティングをしていた春香は、優が新たなプレイスタイルを求める姿を応援しつつも、優のプレイを見ていた。すると………

 

琴乃「あら、やっぱりいた」

 

そこに琴乃が訪ねてきた。

 

優「琴乃さん………!!」

 

優達は琴乃がやってきた事に反応する。

 

琴乃「相変わらず練習熱心ね。それに春香ちゃんも」

 

琴乃は2人の練習熱心な様子を褒めた。

 

優「分かっていたんですか………? 僕達が自主練していたこと………」

 

優は何の前触れもなく現れた琴乃に対しそう問いかける。

 

琴乃「まあね。2人はどんなに強くなっても更に強くなろうとするのは知っているから」

 

琴乃は2人の性格を考慮した結果、わざわざこんな時間に来たらしい。

 

琴乃「それで、今年の2人はどんな成長を望むのかしら?」

 

琴乃は優達に対し、今求める成長が何かを問いかける。

 

優「僕は………PGのスキルを身につけたいんです」

 

優は琴乃に対し今の自分が目指すスキルを語った。

 

琴乃「PG………!? ………去年の優くんからは想像も出来なかったわ」

 

去年の優を知っている琴乃からしても、PGのスキルを求める優は想像していなかったようだ。

 

優「はい。守城の戦記さんとも話して、やっぱり僕はPGのスキルも身につけたいと思いまして………」

 

優は経緯を説明。すると琴乃は………

 

琴乃「戦記くんと話せるの!?」

 

戦記の名前が出た途端、優が戦記と会話できる存在である事に驚いていた。

 

優「あ、あはは………」

 

優は琴乃の言葉に驚きながら、苦笑いを浮かべていた。

 

琴乃「………おっと、失礼。取り乱したわ」

 

少しして琴乃は落ち着きを取り戻し………

 

琴乃「春香ちゃんはどうかしら? またスリーポイントシュートの練習?」

 

今度は春香に対して成長目標を問いかける。

 

春香「私は………」

 

春香は少し黙り込んだ後………

 

春香「………PGの補助も出来るSGになりたいです」

 

自分の目標を口にするのだった………

 

 

 

自主練習の中で優は自分のバスケを探し求めるように練習をしていた。1人黙々とシューティング練習をしていた春香も、これまでの試合経験から、SGとしてスリーポイントシュートだけでなく、PGの補助スキルについても求めるようになっていた。果たして、それを聞いた琴乃の反応は………?

To Be Continued………




次回予告
琴乃は春香の目標には驚きつつも、その協力をすると申し出てくれた。そして琴乃は、SGの補助がどのような意味を持つのかを春香に説明しだし………?
次回「SGってのはね」
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