幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

163 / 650
前回までのあらすじ
練習が終わった後、優と春香は自主練習をしていた。そこへやってきた琴乃は、2人の求める成長を聞き………?


第163話 SGってのはね

琴乃「………へぇ、意外。ピュアシューターとしてなら間違いなく全国トップクラスなのに、別の進化を求めるのね」

 

春香の求める成長が、PGの補助をするSGというものであった。これには琴乃も意外そうな様子を見せるが………

 

春香「はい。これまでの県大会、マークされなかった試しが無いですし………相手によってはスリーが狙えない場面もありましたし………」

 

春香はピュアシューターのままでは、この先のマークが厳しくなった時に対処が出来ないと考えていた。

 

琴乃「確かにそうね………仮に春香ちゃんが相手なら私も対策するでしょうね」

 

琴乃は春香の考えを理解する。

 

琴乃「じゃあホワイトボード持ってくるわね」

 

直後、琴乃はホワイトボードを取りに行った………

 

 

 

その後、ホワイトボードを持ってきた琴乃は、マグネットを使いながら説明をする事に。

 

琴乃「SGってのはね、外からのシュートによる得点力とPGの補助が求められるポジションなの。そして、春香ちゃんの言う通り、得点力のあるスリーポイントシューターはマークされがちなの。特に巫魔にとって春香ちゃんの得点力はとてつもなく大きい存在だから春香ちゃん1人が自由に動けなくなるだけで巫魔の得点力は落ちるのよ。でも、もしこの時春香ちゃんが補助出来たとしたら………巫魔の流れは大きく変わってくるわ」

 

琴乃はSGとはそもそもどのようなポジションなのかを改めて春香に説明する。それを聞いた春香は改めて理解をしながら琴乃の話を聞いていた。

 

琴乃「そして、指示や補助の出来るSGにはとあるものがある。それは何か分かるかしら?」

 

琴乃は春香に対し、補助が出来るSGとあるものを問いかける。

 

春香「えっと………頭脳力ですか………?」

 

春香は頭脳力と答えた。

 

琴乃「残念。まあ確かに頭脳力も大事だけど他に必要なものがあるのよ」

 

琴乃は春香の答えに一部納得しつつも、必要なものは他にあると考えていた。

 

春香「必要なもの………?」

 

春香は首を傾げる。

 

琴乃「………視野の広さよ」

 

琴乃が答えたのは、視野の広さだった。

 

琴乃「優くんや戦記さんとかがそうなんだけど、視野が広い方が補助しやすいし、相手にとっては奇襲にもなりうるのよ。視野が広い事の便利さは優くんもよく分かっているはずよ」

 

琴乃は優に対し視野の広さの利便性を問いかける。

 

優「確かに………」

 

優は琴乃に対し頷くように答えた。

 

春香「でも………視野の広さなんてどうやって………?」

 

春香は首を傾げる。

 

琴乃「こういうのは、実際にやってみた方が早いわ。2人とも、カラーコーン持ってきて」

 

琴乃は春香に広く視野を持ってもらう特訓をすると決めた。その為に、優達は準備を始めるのだった………

 

 

 

春香の求めるSG像作成の為、琴乃が協力する事に。果たして、視野を広く持つ為の作戦とは………?

To Be Continued………




次回予告
カラーコーンを両チーム選手に見立てて視野の広さについて特訓する春香。視野の広さというものが分からず悪戦苦闘するが………?
次回「目で追いかけちゃダメよ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。