幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
試合形式によるゲームをする優達。その中で春香の広い視野が優チームを引っ掻き回し………!?


第167話 今の手応えは

その後、前半戦が終わった時にはスコアは22vs34で春香チーム有利という意外な展開に。

 

琴乃「(面白い展開になってきたわね………)」

 

琴乃は、春香の視野が存分に活かされている事を面白く見ていた。

 

明日香「参ったね………春香に翻弄されてばかりだし………」

 

優チーム内では春香に翻弄されている事を驚いていた。そんな中、優は………

 

優「なあ、僕に春香との1on1をさせてもらえないかな?」

 

春香との1on1を希望する。それを聞いた4人のうち、優真とあかりは何も言わず首を縦に振る。

 

レイ「策はあるの?」

 

それに対しレイと明日香の2人が首を傾げる。

 

優「まああるっちゃあるよ」

 

どこか曖昧な言い方だが、優はレイと明日香の2人に対しそう説得するのだった………

 

 

 

そして始まる後半戦。

 

美矢「春香!」

 

美矢は春香にボールをパス。それと同時に優が春香の前に立つ。

 

朱桜「優くんと春香ちゃんのマッチアップ………!」

 

優と春香の2人がマッチアップし、注目が集まる。

 

春香「(優さん………!!)」

 

流石の春香も優が相手となると緊張感を強めた。優は春香からパスができないよう春香にフェイスガードで対抗。春香は視野の広さを活かそうとするが、視野が広いのは優とて同じ。春香の手を先読みしながらパスを出させないようにディフェンスする。

 

美矢「(春香が攻めあぐねている………! 流石にキャプテンとのマッチアップはキツイか………!?)」

 

美矢から見て、優vs春香となれば優の方が有利なのは予想出来ていた。その為、攻めあぐねる春香を見て焦ってはいたが………

 

美矢「(かと言って私が優真からマーク外すわけにはいかないし参ったな………)」

 

だからといって優真へのマークを外す事も出来なかった。初心者ながらもパスやシュートが一級品の彼女を放置すれば、春香チームにとって不利益になりかねない。

 

春香「(こうなったら打つしか………!)」

 

春香は苦し紛れにスリーを打つ。その打点は恐ろしく高くなっていた。

 

優「(高過ぎる………!!)」

 

普通のスリーなら難なくブロック出来る優でも打点が高過ぎるせいで、ブロックが困難だった。

 

明日香「リバウンド!!」

 

春香本人含めてこんなシュートが入るわけないと考えていたが、春香の苦し紛れなシュートは偶然にも入ってしまった。

 

優「うええっ!? そんなんありかよ!?」

 

流石の優も驚きを隠せなかった。それと同時に春香も驚いていた。同時にシュートに大きな手応えを感じ………………

 

春香「(今の手応えは………!?)」

 

春香が放った高打点シュートは、偶然で片付ける事が出来ないものであった………

 

 

 

春香の視野を活かさせない為に優が動く中、春香は高打点のスリーに確かな手応えを感じていた。果たして、この手応えを活かせる時は来るのか………?

To Be Continued………




次回予告
春香の奇跡的なスリーを見た優も負けじと反撃。その際、力豪戦の時と同じようにツーハンドタンクを決めたのだが、その威力は大きなもので………!?
次回「必殺技にできるかも」
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