視野の広さを活かした春香に振り回される中、優が春香にマッチアップ。上手く抑え込めたと思いきや、春香が苦し紛れに打ったスリーが決まり………!?
優真「だ、大丈夫ですか、キャプテン………?」
優真は慌てる様子を見せる。
優「………面白ぇじゃねえか………!」
しかし、負けず嫌いの優は燃えていた。
琴乃「流石優くんね………」
優の諦めない姿勢を賞賛する琴乃。
優「優真! こっちもやり返すぜ!!」
優はそう言うと、珍しく自分から前線に走り、春香達が戻れない中で、優は完全にノーマークで前線に走っていた。
優真「キャプテン!!」
優真は優に素早いパスを回す。
優「よし来た!!」
優はボールをキャッチすると、完全にノーマークの中でツーハンドダンクを叩き込む。
優「よし………! って、あれっ!?」
だが、リングにぶらさがって2秒程。ゴールリングが壊れてしまった。
優「あああっ!! ご、ごめんなさい!!」
優は大慌てで琴乃達に頭を下げる。
琴乃「だ、大丈夫よ。寧ろ、うちのゴール壊せるなんて凄い破壊力よ………必殺技にできるかも………!!」
琴乃も流石にゴールが壊れたのには動揺した。
琴乃「ちょ、ちょっと待ってね………三玖ちゃん、電話を繋いで頂けるかしら………!?」
琴乃は慌てた様子で朱桜に電話を取らせると………
琴乃「………もしもし、貴女がたの作ったゴール壊れたんですけど!? 耐久性どうなっているんですの!?」
バスケのゴールを作った業者に苦情を入れた。
琴乃「………え? お相撲様がぶら下がっても壊れないように作ってる? ………まあとにかく! 近いうちに修理お願い致しますわ!!」
だが、業者からはゴールが壊れたという苦情が想定外に思える程耐久性には自信があったようで困っていたようだ。
優「ええっ………僕かなりマズイことしたんじゃ………!?」
優は大きく取り乱していた。
琴乃「だ、大丈夫だから………!!」
ゴールを壊したのが故意ではなく、それも壊したのが優だったのもあって、琴乃は怒りたくても怒れなかった。優も必死に謝り続ける中、頭の中で先程の琴乃の言葉が頭をよぎった。
優「………必殺技………?」
優は首を傾げる。
琴乃「お、収まった………?」
優が落ち着いた事に安堵する。
優「琴乃さん、必殺技ってどういう事ですか!?」
だが直後、優は琴乃に必殺技に昇華できる事を聞く。
琴乃「え、ええ………そうね………まず優くんがどうしてゴールを破壊できる程の破壊力があるのか………その考察から始めましょう………」
琴乃はそう言って、困惑しつつも優の疑問に協力する事になるのだった。そうなった事から、ゲームの結果は中断のまま有耶無耶になってしまったのだった………
ゲームの結果こそ有耶無耶になってしまったが、春香の成長と更なる潜在意識が露見した。更にこれまで厳密に必殺技が無かった優に必殺技が誕生する可能性が見えたのだった………
To Be Continued………
次回予告
光一よりも華奢な優の方がダンクの威力は上だった。その理由は優の体幹や筋肉の使い方が理由で………?
次回「そういう事か」