幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ゲーム時のダンクを必殺技に昇華しようと奮闘する優。その中で春香は第3のスリーを開発しようとしており………!?


第171話 これが僕の必殺技だ

夜遅くまで必死に自主練習を重ねた優。その結果は合宿最終日のゲームに現れていた。

 

優「行くぞ、速攻だ!」

 

優はそう言うと、自身が起点のPGとなって前線に上がる。

 

美矢「止める!」

 

美矢が優の前に立ちはだかる。相手が美矢であるため、優もそう簡単には攻められずにいたが………

 

優「(………ここだ!)」

 

優は美矢の一瞬の隙を突いたドライブで美矢をかわして見せた。

 

美矢「何っ!?」

 

優の鋭いドライブに美矢は驚いていた。しかしゴール下には光一、積牙、伊吹の3人が立っていた。

 

優「(何とか1人くらいディフェンスを削れればいいんだが………)」

 

優はそう考えながら周辺を見回す。すると、明日香が立っているのを目にする。

 

優「(………おっし、いい事考えた!)」

 

優は頭の中で作戦を考案。

 

優「明日香!」

 

優は明日香に声をかける。

 

伊吹「させねえぜ!」

 

伊吹が明日香のマークに付いた。積牙と光一もそのまま明日香にパスするだろうと読んでいた。しかし、優はそのままドライブを続行。

 

美矢「ち、違う! キャプテンは明日香を囮に使ってるんだ!!」

 

最初に気づいたのは美矢だった。美矢の言葉で光一と積牙は我に帰るものの、この時点で優は跳躍の寸前であり………

 

優「決める!!」

 

優は大きく飛び上がり、ツーハンドダンクを狙う。

 

春香「優さんのダンク………!」

 

光一「決めさせねぇ!!」

 

光一がその妨害に来た。

 

積牙「俺も止めます!!」

 

そこに積牙も駆け付ける。

 

優「無駄だ!!」

 

しかし優は物怖じしない。その際、積牙が優にぶつかり、審判の笛が鳴る。積牙より小柄な優はバランスを崩す………事は無く、寧ろ積牙をぶっ飛ばした。

 

積牙「えっ!?」

 

積牙は驚きながら地面に尻もちを着いた。優はバランスを崩す事無く、そのままツーハンドダンクを決めた。

 

光一「うおおっ!?」

 

その際、ダンクの勢いによって生まれた風圧が光一を吹き飛ばしてしまった。優のツーハンドダンクはゴールこそ破壊しなかったが、ディフェンスを軽々と吹っ飛ばしてしまうものであり………

 

琴乃「プッシング! 白10番! バスケットカウントワンスロー!!」

 

積牙のファールによって優の3点プレイが形成された。

 

美矢「おいおい、マジかよ………」

 

これには、離れて見ていた美矢は驚きを隠せなかった。

 

優「見たか! これが僕の必殺技だ!」

 

優は必殺のダンクを見せつけた。これを実際に受けた光一は………

 

光一「すげぇ………これが優の必殺技………{究極のダンク(アルティメットダンク)}か!!」

 

優のツーハンドダンクによる必殺技を勝手に名付け、大感心していた。

 

優「{究極のダンク}………? なんか知らん間に名付けられているけど………まあいいか………」

 

優は困惑しつつも、光一の名付けを黙って受け入れるのだった………

 

 

 

元々持っていたポテンシャルを最大に活用し、たった一晩で完成させてしまった優の必殺技。果たして、この必殺技は全国大会でどのように活躍するのか………!?

To Be Continued………




次回予告
合宿が終わり、優達はイバラキに戻る事となった。優達は琴乃達と全国の舞台での再会を約束し………?
次回「今度は全国で」
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