幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

172 / 650
前回までのあらすじ
一晩の自主練習で、優はツーハンドダンクの必殺技を生み出す事が出来た。その必殺技の名は{究極のダンク(アルティメットダンク)}だった………


第172話 今度は全国で

そして、3日に渡って行われた合宿はとうとう終わりを迎えた。

 

優「ありがとうございました、皆さん。この3日間、とても有意義でした」

 

優は確かに疲れこそしていたが、この特訓が終わってもなお普通に歩ける程には余裕があった。

 

琴乃「気にしないでいいわ。私達も今度の全国において更にチームのレベルを上げる為のいい機会になったわ」

 

琴乃達奥泉高校側にとっても大きく有意義なものだった。

 

優「………今度は全国で。その時にケリをつけられたらいいですね」

 

優は次に会うのは全国だとして、琴乃に手を伸ばした。

 

琴乃「その時勝つのは私達奥泉高校ですわ」

 

琴乃は勝つのは自分達だとしたうえで、優の握手に応じた。

 

優「………あれ? 姪原監督はどちらへ………?」

 

優は奥泉の監督、沙美にも挨拶をしようとしていたのだが………

 

優「………また口喧嘩してんのか、あの2人………」

 

優はまたしても口論を繰り広げる2人に対し呆れる様子を見せた。

 

優「監督ー! 帰りますよー!!」

 

優はゆうかに対し、帰ると声をかけることに………

 

琴乃「ところで………こっちも気になってたんだけどさ………」

 

琴乃は首を傾げる様子を見せる。その理由は………

 

美矢「う、動けねぇ………」

 

積牙「筋肉痛が………!!」

 

積牙達が疲労や筋肉痛で動けなくなっていた為である。

 

優「去年の時点で予想してたんで、春香の実家からバスを借りるよう頼んでます」

 

優は春香の実家である白宮家に送り迎えしてもらえるよう手配済みであり、帰りの足は確保しているようだ。

 

光一「お、おい優………なんでお前そんなに元気なんだよ………いでででで………!」

 

光一もまた筋肉痛に苦しんでいたが、優は特に筋肉痛に苦しんでいなかった。

 

優「レベルが上がったと考えれば安いものだよ」

 

優は割とポジティブな思考をしている為に、疲労や筋肉痛の表情を見せていなかった。

 

優「あ、そうそう。」

 

優は光一に対し、言い忘れたと言わんばかりにある事を思い出した。

 

優「帰りのバスでは反省会やるからな、お前ら?」

 

優はそのまま反省会をする事を宣言する。

 

美矢「ええっ!? 流石に休ませてくれよ、キャプテン!!」

 

これには美矢も抗議するが………

 

優「巫魔の合宿は楽に終わらねえんだよ………寝たらどうなるか分かってるだろうな、お前ら?」

 

優は休む事も許さない反省会を決行する事を決めた。

 

光一「あ、悪魔め〜!!」

 

休む間を与えない優を、光一は悪魔と評した。その光景を見た琴乃は………

 

琴乃「………優くんも中々スパルタなのね………」

 

温厚そうに見えるキャプテン優が持つ、バスケへの強い執念を理解するのだった………

 

 

 

3日に渡る長い合宿はとうとう終わりを迎えた。どうじに全国大会開催までの時間も刻一刻と迫っていた。果たして、残る時間で巫魔はどれほどの成長を遂げられたのか………!?

To Be Continued………




次回予告
合宿終了後も優達は特訓を続けていた。そして、全国大会開催2日前。この日、巫魔は最後の練習をしており………!?
次回「全国へ乗り込むぞ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。