一触即発の空気は、身軽が仲裁に入る。しかし、チームの険悪さについて身軽はノータッチな様子を見せたのだった………
優は春香以外の部員達には一度学園の外へ出てもらい、修也達3人と体育館裏へやってきた。
優「………あの練習試合以降、こんな調子なのか?」
優は修也達に自身の抱えている疑問を口にする。
修也「まあな………」
修也は困った様子を見せる。
アリサ「………悪いのはアイツだもん」
アリサは浩太に対し怒りを見せていた。
優「君達の怒る気持ちは分かる。でも、それじゃあチームワークなんて形成されないよ………!!」
優はそう呟いたが………
修也「それは俺達の問題だ………今のミドレーユには関係無いだろ!!」
修也はそんな彼を突き放してしまった。
優「修也………」
優は言葉を失う。
優「………ごめん、勝手な事言って。僕はもう君達の仲間でも無いのに………」
優は申し訳ない様子を見せる。
優「春香、行こう………3人とも、呼び止めて悪かった。明日はいい試合にしような………」
優はそう言って、諦めるようにその場を去る事に。
春香「え………? は、はい………」
春香は優の後ろ姿を追いかける。
芽衣「ま、待って………!!」
そんな中、芽衣は優の背を追いかける。
優「芽衣………どうしたの?」
優は芽衣の方へ視線を向ける。
芽衣「優くんの事は今だって仲間だと思ってるよ………! 修也くんだって、アリサちゃんだって………私だって………!!」
芽衣は先程の会話についてフォローをしてきた。
優「そっか………」
優は芽衣の言葉を受け入れる。しかし、芽衣の心の内にも怒りが存在している事は確かであり、優は複雑な様子を見せる。
優「………頼むから芽衣も憎しみに負けるなよ。そんな君を見たくないから」
優は立ち去る際にそう呟いた。優が立ち去った後、芽衣は俯き………
芽衣「………優くん相手には誤魔化せないよね………」
自分にしか聞こえない声で、1人そう呟くのだった。
そして優と春香の2人が積牙達の元へ向かう際、優は春香に対して口を開いた。
優「………ねぇ、僕って甘い奴なのかな………? 僕って………過干渉な奴なのかな………?」
優は自分が甘く過干渉な人間なのかを問いかけていた。
春香「私は好きですよ。優さんのキャプテン像。それに、修也さん達の皆さんと楽しい戦いをしたい………だからこそ修也さん達に干渉していたのでしょう?」
春香はそう言って優の心の内を解き明かした。
優「………こういう時の君の言葉が暖かくて助かる。ありがとう」
優は春香の言葉で幾らか落ち着きを取り戻した。
優「………春香。僕は腹を括る事にする。僕は全力で明日の試合に臨む………例え友力の体制がボロボロでもね………!」
そして覚悟を決めた。例え友力の心がバラバラだったとしても、全力で叩き潰すと………
再会した修也達との雰囲気は最悪だった。果たして、これが明日の試合にどう影響するのか………?
To Be Continued………
次回予告
全国大会中に宿泊をする予定である白宮家にやって来た優達。白宮家はお嬢様である春香の実家なだけあって大きく………!?
次回「でっけえ家だな」