修也達と会話をした優達だが、その空気は最悪だった。春香の言葉で落ち着きを取り戻した優は、そんな友力相手でも全力で戦う事を決めた………
その後、積牙達と合流した優達は、今回の全国大会中に宿泊する事になる、春香の実家、白宮家に来ていた。
光一「おおー!! でっけえ家だな!!」
光一は子供のようにはしゃいでいた。
美矢「でもいいのか?」
美矢は春香の実感へお世話になる事が邪魔にならないか不安な様子を見せた。
春香「大丈夫よ。お父様もお母様もご友人が宿泊する事には寛容だからね」
春香はそんな不安の声を気にしていなかった。そして家の中に入ると、部屋の広さはとてつもなく、優達巫魔高校バスケ部のメンバーが全員入っても余裕で部屋が余る程だった。
積牙「春香先輩がお嬢様な事は知っていましたけど………まさかここまでとは思っていませんでした………」
積牙は、春香のお嬢様レベルがとてつもない事を改めて思い知らされる。
優「よーし、じゃあ部屋の割り振り決めるぞー」
優達は部屋の割り振りを決める事に。基本的には男女に別れていたのだが、優と春香だけは異性ながら同室になった。まあ付き合っているのでいいかと誰もが納得していたが。
優「それじゃあ夜ご飯は6時半からになってるから、それまで各自自由時間。6時半には食堂に集合だ」
優はそう言って、夕食まで部員には自由にさせる事に。一時解散をした後優と春香は部屋に向かったのだった………
優「はあっ………疲れたな」
部屋に入った優達。優はこの時になって漸く安堵の声を漏らした。
春香「お疲れ様です。今日は大変でしたね」
春香は優に対し労いの言葉をかけた。
優「東京に来て早速友力の険悪な様子を見ちゃうし………修也達とも気まずくなるしで良い事ないな………」
優は東京に来てから災難にしか遭っていない事を呟いていた。
春香「まあまあ。今は明日の試合に向けての準備やミーティングしましょう? そうしたら辛い事だって幾らかマシになるはずですよ」
弱気になる優に対し、春香は優しくフォローをする。それを聞いた優は………
優「………本当、君には助けられてばかりだ。すまないね」
自分の精神を支えてくれる春香に感謝の言葉を口にする。
春香「優さんはいつも頑張っておられますからね。だから今くらいは沢山甘えてください」
春香は普段の優の頑張りを理解しているからこそ、こういう時の支えになろうとしていた。
優「………じゃあ、今は甘えさせてもらおうかな」
優は今の自由時間から夕食の時間まで、春香に甘える事に決めたのだった………
東京に来て災難に遭う優にようやく訪れた休憩時間。もうすぐ訪れる試合の時まで、優は休む事になるのだった………
To Be Continued………
次回予告
遂にやってきた全国大会の時。優達は外の体育館で戦記達と再会する。その際、全国的に有名な選手達との邂逅をする事に………
次回「貴方は」