幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
遂に開幕する巫魔vs友力の試合。ジャンプボールを友力に奪われるも、優によるスティールからの{究極のダンク(アルティメットダンク)}によって、巫魔が先制点を奪い………!?


第182話 お返しだぜ

アリサから芽衣にボールが渡り試合再開。芽衣がハーフコートを越えると、彼女の前に美矢が立ちはだかる。

 

芽衣「名PGの美矢さんと戦えてとても嬉しいです! けれど、試合では負けません!」

 

芽衣は憧れの美矢と戦えて嬉しそうだが、試合では負けないと意気込む様子を見せる。

 

美矢「よし、来い!」

 

それを聞いた美矢も全力で立ち向かうと決めた。芽衣は美矢を前に隙を伺うが、美矢の体を広げたディフェンスと、体格差によるミスマッチで、芽衣を抜かせようとしない。

 

優真「あの人………私と同じくらい………美矢さん相手じゃ身長的に不利なんじゃ………?」

 

ベンチで試合を見ていた優真は、自分と同じくらいの体格である芽衣の方が不利なのではと考えていた。実際、芽衣は10秒以上美矢を抜けない様子を見せていた。

 

芽衣「(流石美矢さん………守りが堅い。ドライブで抜くには時間が足りないかな………)」

 

残り時間が10秒を切り、ドライブでは美矢を抜けないと判断した芽衣は、美矢の左肩スレスレを通るパスを修也に送った。

 

美矢「何っ!?」

 

針に糸を通すような繊細なパスには、美矢も驚きを隠せなかった。

 

修也「お返しだぜ!」

 

修也は大きく飛び上がる。

 

優「ダンクか………!?」

 

修也の姿勢から、それがダンクだと察した優。

 

光一「俺が止めてやるぜ! {ウォールブロック}だ!!」

 

光一は体を大きく広げて修也の前に立ちはだかる。その結果、修也と光一は接触するが………

 

光一「ぐはっ!?」

 

吹っ飛んだのはなんと光一だった。接触によるホイッスルが鳴り響く中、修也はそのままツーハンドダンクでボールをゴールに叩き込んだ。

 

積牙「あれは………キャプテンの{究極のダンク}と同じ………!?」

 

優をはじめ、巫魔の選手や観客は、修也のダンクが優の{究極のダンク}そっくりである事に驚きを隠せずにいた。そして、長く響いていたホイッスルは止まり………

 

審判「………バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

審判はこのファールを光一のものとして取り、修也はバスケットカウントを得た。

 

アリサ「ナイス!!」

 

アリサと芽衣は修也の元へ駆けると、3人でハイタッチをしていた。そして修也は優の元へ近づくと………

 

修也「これが俺の必殺技………{強靭なダンク(タフネスダンク)}だ!!」

 

今修也が見せた反撃のツーハンドダンクが、彼の必殺技である事を見せつけるのだった………

 

 

 

優だけでなく、修也もツーハンドダンクによる必殺技を会得していた。優と修也の戦友対決は、両者のツーハンドダンクによる必殺対決から始まったのだった………

To Be Continued………




次回予告
開始から5分。強力なシューターと司令塔を有する友力が試合のリードを奪う。しかし、春香とのコンビによる優の反撃は友力のリードを大きく狭め………!?
次回「逃げさせやしないぜ」
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