優の{究極のダンク(アルティメットダンク)}による先制に対し友力も反撃。その反撃で修也は必殺の{強靭なダンク(タフネスダンク)}を見せ………!?
両チームの必殺ダンクで始まった試合。試合の流れは友力がリードを見せており………
アリサ「はああっ!」
開始5分が経つ頃には、アリサによるスリーポイントシュートが炸裂。8vs16の8点差を形成した。
春香「流石に差が開きだしましたね………芽衣ちゃんのパスから修也さんやアリサちゃんの2人がシュートを決める………息がぴったりなのもあって手がつけられませんね………」
修也、アリサ、芽衣の3人組による得点が目立つようであり、友力の高いオフェンス力と安定した司令塔によって、速いゲームを展開されてしまっていた。
優「ならこっちは追いつくだけだ。春香、夏の練習の成果、たっぷり見せてやろうぜ!」
しかし優はめげない。それを見た春香は………
春香「そうですね………!」
そう言って、微笑みを見せた………
そして巫魔の攻撃。美矢と芽衣がマッチアップするが、芽衣も全力のディフェンスで美矢を抜かせようとしない。
美矢「(くそっ! この子、中々出来るぞ………!)」
美矢も、芽衣の上手さを理解したのか苦しそうな様子を見せる。
春香「美矢ちゃん!」
この場面で春香は美矢に声をかける。
美矢「(春香が自分からパス要求なんて珍しいな………よし、お手並み拝見と行くか!)」
春香が自分からパスを要求する様子を珍しがった美矢は、彼女の考えを見ると言わんばかりに、鋭いパスを送った。しかし、春香の前にはアリサが立っていた。
アリサ「スリーは撃たせない!」
友力にとって春香のスリーは危険な存在。アリサのマークも必然的に強くなるが………
春香「はっ!」
なんと春香はスリーを狙わずに、マッチアップしていた修也をかわした優にパスを回した。
アリサ「なっ!? ユーへのパス!?」
春香の広い視野を活かしたパスに、アリサは驚いていた。修也も春香のパスを見て………
修也「(春香さんは今の時点でスリーを撃つことなど眼中に無かった………つまりミドレーユへのパスが目的だったわけだ………!)」
春香の狙いを察知したが、気付いた時には既に遅かった。パスを受けた優はそのままレイアップを狙いに行く。
浩太「止めてやらあ!!」
浩太は体を広げて立ちはだかる。だが、浩太は勢い余って優と激突してしまう。
浩太「うあっ!?」
優と浩太は姿勢を崩す。その際に審判の笛が鳴るが、笛がなると同時に優はボールをゴールへ向けて放っていた。
修也「ああっ………!?」
姿勢を崩されてもボールを投げた優の執念に、修也も驚きを隠せなかった。そして、放り投げたボールは綺麗にリングへ入った。
積牙「入った………!!」
ボールがゴールに入った為、会場内はどちらのファールか注目を見せた。
審判「プッシング! 紫9番! バスケットカウント、ワンスロー!!」
判定は浩太のファール。2点からのバスケットカウントワンスローで3点プレイを形成する。
伊吹「よっしゃー! 優!!」
優の強気の3点プレイに巫魔のベンチは沸きあがる。
春香「ナイスプレイです、優さん!」
優のアシストをした春香は、優の元に駆け寄り、2人でハイタッチするのだった………
その後のフリースロー。優はボールを受け取ったあと、ボールを軽くバウンドさせた後、冷静な様子でシュートを撃つ。結果、シュートは決まり11vs16の5点差に。
光一「よし、5点差!!」
見事に3点プレイを決めた優。優はフリースローを沈めたあと、修也とすれ違う際に………
優「勝ちを求めているのは僕達だって同じ………逃げさせやしないぜ………!」
強気な様子でそう言い放つ。5点差のリードを持つ友力だが、優の3点プレイとこの言葉は、このリードが大した差でも無い事を理解するきっかけとなったのだった………
試合開始から5分。スコアは11vs16で友力がリードを見せる。だが、優の3点プレイや春香の広い視野を活かしたプレイによって、その差は大きくも大した差では無い事を、会場の選手達に思わせるのだった………
To Be Continued………
次回予告
優の3点プレイによって奮起した光一。以前苦戦した浩太との対決において、光一はレベルアップした自らの力を見せる。
次回「借りを返すぜ」