幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
巫魔の反撃。優真の{音速のパス(マッハパス)}からの光一渾身のダンクで浩太を4ファールに追いやる事に成功。巫魔は一気に有利な展開を掴んでみせ………!?


第188話 俺達は負けねぇよ

そして、光一のフリースロー。光一は審判からボールを受け取り、軽く地面にバウンドさせた後にシュートを撃つが、シュートはリングに嫌われたのか弾かれてしまった。

 

光一「ありゃっ!?」

 

光一は驚き声を漏らした。

 

積牙「コウさん! リバウンド!!」

 

しかし、積牙がすぐに声をかけた事で調子を取り戻し………

 

光一「おし、任せろやい!!」

 

光一はすぐにポジションへ着き、太助を相手にスクリーンアウトを取った。太助では光一を相手に何も出来ず、苦しそうな様子を見せる。

 

光一「よし、貰った!!」

 

ボールが落下し始めたタイミングでジャンプし、ボールを取ろうとする。

 

修也「うおおおっ!!」

 

しかし、この場面でリバウンドボールを取ったのは修也であった。

 

修也「いつまでも調子に乗るなよ、巫魔!!」

 

ここまで両チームのCが目立つという展開になっていたが、ここに来て修也がその頭角を現した。

 

美矢「マズイ! 戻れ!!」

 

美矢はディフェンスの指示をする。しかし、修也はその前に攻撃に走っており、この時点で戻れたのは積牙だけだった。

 

積牙「決めさせない!!」

 

積牙はゴール前で大きく体を広げたディフェンスを行う。

 

修也「俺達は負けねぇよ!!」

 

しかし、修也は強い気合いと共にボールを持って大ジャンプ。ブロックに来た積牙を弾き返すほどのパワーと体幹を見せ、そのままツーハンドダンクを決めた。同時に審判の笛が鳴り………

 

審判「プッシング! 白10番! バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

判定は積牙のファールに。結果として2点追加からのフリースローを得る。

 

芽衣「ナイス、修也くん!」

 

友力は、有利が維持できている事を喜ぶ。一方、美矢は………

 

美矢「(くっそ………さっきから修坊がいい所で仕事してきやがるな………知らんうちにここまで成長しているとはな………まあでも、落ち込んでちゃ出来るものも出来なくなる………!)」

 

先程から修也が上手い形で活躍をしている事に目を向けた。しかし、落ち込んでいても仕方ないと考えた美矢は………

 

美矢「ドンマイドンマイ! 次取るぞ!」

 

この失点を忘れさせられるように声をかけた。そして、春香に近付くと………

 

美矢「なあなあ、春香。残り3分、{パワースリーポイントシュート}で上手くファールを誘発してくんねぇかな?」

 

春香に対し戦略を共有。次の手に出るようだ。

 

春香「えっ? で、出来ると思うけど………?」

 

春香は首を傾げていた。しかし美矢は………

 

美矢「(この第1Qで、友力はチーム合計4個のファールを犯した。あと1個あれば………!!)」

 

浩太の犯したファール4つを利用した手に出ようとしていたのだった………

 

 

 

友力は修也が上手く機能している影響で、巫魔は逆転打が得られない。しかし、美矢はそれを踏まえて次の手に出ようとしていたのだった………

To Be Continued………




次回予告
巫魔の反撃。巫魔は春香を使った戦術に出る。そして春香が{パワースリーポイントシュート}を決めた時、巫魔に追い風がもたらされる展開が訪れる………!
次回「チームファール」
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