幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
芽衣の連続アシストにより、6点差に離されてしまう巫魔。だがこの場面で優がコートに戻る。彼の狙いは、試合の流れを変えることで………?


第194話 PG白宮優だ

優「よし、反撃の流れを取り返す!」

 

優はそう言うと、美矢からパスを受けて試合を再開する。

 

芽衣「(優くんがPG………これまでみたいに優くん起点の作戦かな………?)」

 

芽衣は、優PG作戦が決行されたと考えた。しかし、今回の優は少しだけ違った。

 

優「はあっ!」

 

優は芽衣とマッチアップした瞬間、素早いドライブで芽衣をかわした。

 

芽衣「なっ!? (なんの迷いもなくドライブに行った………!?)」

 

芽衣は優がドライブで抜き去った事に驚いていた。

 

修也「打たせるか!!」

 

芽衣が抜かれた直後、修也が優の前に立ちはだかる。しかし優は冷静な様子でレイアップを狙いに来た。その際に修也と衝突するが………

 

修也「うああっ!? (痛ってえ………って、なっ!?ミドレーユの奴、体勢が崩れていない………!?) 」

 

修也の身を呈したディフェンス。しかし、優の姿勢はまるで崩れていない。優はそのままレイアップを決める。そして審判の笛が鳴り………

 

審判「プッシング! 紫7番! チームファール!」

 

巫魔は再びチームファールによるフリースローを得た。

 

美矢「いよっしゃあ!! ナイスだぜ、キャプテン!!」

 

美矢は大きく喜びながら優に近づく。

 

優「チームファールって………どんだけ相手さんファール犯してんの………?」

 

チームファールが成立したのは優の意識が飛んでいた時。知らぬ間に味方がファールを貰っていた事に気付いたのか、優も驚きを隠せていなかった。だが、それ以上に芽衣は………

 

芽衣「優くんの動きが速い………でもそれでいて………他の4人はそれぞれがシュートを狙える位置にいた………これまでのPG作戦ではそこまで優くんが大胆に攻める事はしていなかったはずだけど………?」

 

優のPGポジションにおける強気のプレイングに驚いていた。

 

優「まあその辺はシュート力の復活もあるけど………これが僕のPGとしてのプレイング………もう優PG作戦なんかじゃない………PG白宮優だ!!」

 

それに対して優は言い放った。自分は作戦上のPGではなく、正真正銘PGのプレイヤーだと。

 

修也「(ミドレーユ、また俺を置いていくような成長を遂げたな………あんな才能、俺にはねぇよ………)」

 

そんな中、優のライバルである修也は、優との才能の差に落ち込む様子を見せたのだった………

 

 

 

その後、試合は優の復帰により追い上げを見せ、第1Q終了時点では31vs32と1点負けていながらも、試合の流れを取り戻せて見せたのだった………

 

 

 

優の新たなプレイスタイルが開花した事で、一気に流れを取り戻した巫魔。しかし、この先の第2Q以後、試合は更に波乱な展開が続く事を、この時の優達はまだ知らなかったのだった………

To Be Continued………




次回予告
インターバルの中で、スコアメモなどから試合の状況を把握する優。その中で、またしても身軽のスコアが軒並み0である事を怪しみ………?
次回「また身軽さんか」
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