逆転を目指す為に攻めに転ずる優達巫魔。しかし、優真が芽衣に苦戦する形で、思うように攻める事が出来ていないのだった………
巫魔ボールによるスローイン。ボールを投げ入れるのは優。
優「(ここまで2度、優真を抑えてきた芽衣は、奇襲力の強いパスと併せて見ると紛れも無く強い選手だ………数年一緒にいたからそんな事は嫌でも分かる。堅実さの面では、経験の劣っている優真がこの試合中に勝つ事は出来ないだろう………)」
優はそう考えながらボールを手に構え、コートを見る。
優「(でも………)」
その後、優は優真にボールをパスした。
優「優真には芽衣が持っていないモノもある………!! それがあるからこそ………僕は優真の勝利を信じているんだ………!!)」
………優真の勝利を信じて。
芽衣「(………優くん、どういうつもり? 確かに優真ちゃんにはPGとしてのポテンシャルがある。けれど、まだ明らかに私レベルでは無い。そんな事くらい気づいているはずなのに………どうして、優真ちゃんが私との対決に勝つ事を拘るの………?)」
芽衣は、優が何度も優真にボールをパスする事へ首を傾げる様子を見せた。
優真「今度は越えてみせる………!!」
優真は闘志を燃やしながら芽衣とマッチアップ。優真は慣れないドライブで抜こうとしているのか、左足を浅く左に踏み込む。
芽衣「(足の踏み込みが浅すぎる………ドライブかな?)」
しかし、芽衣はそれを見抜くと、同じく浅く右足を踏み込み、ドライブに来たと共にスティールしようとした。しかし、優真は………
優真「(ドライブまで読んできた………今だ………!!)」
芽衣が読んできた事を察すると同時に右へ切り返し、芽衣が左に切り返してきたタイミングで、優真は左手で、インサイドにいる優目掛けてボールを高く打ち上げる。
芽衣「えっ………!?」
アリサ「あ、アリウープ!?」
これには友力メンバーが呆気にとられる様子を見せた。優はそのままボールをゴールへ叩きつけ、アリウープを決めた。
美矢「よし!! いいぞ、優! 優真!!」
この場面で巫魔は第2Q初得点を決めた。優真が芽衣を抜いて見せた事に、芽衣も驚いていた………そんな彼女に優真は近づき………
優真「………3回目は違います。前に2回抜かれたのを見て、芽衣さんならどうするかを考えながら動きましたから………!!」
2度抜かれた事で今がある事を口にした。それを聞いた芽衣は………
芽衣「(臨機応変に策を組み立てる瞬発力は優真ちゃんの方が上。それを読んでいたから信じていたって事なんだね、優くん………!)」
優が優真の勝利を信じていた理由を察する様子を見せるのだった………
優真が3回目にして芽衣を上手く出し抜いて見せた。これにより、勝負の流れは友力一辺倒では無くなった。果たして、巫魔はこの状況を打破出来るのか………!?
To Be Continued………
次回予告
芽衣を1度出し抜いた事で、優真の調子が上がって行く。そして、優真が隙を突いたスリーポイントシュートを決め………!?
次回「調子が出てきました」