幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
修也の内心には優に対する才能面でのコンプレックスを抱えていた。そのコンプレックスが、優への嫉妬を生み出しており………?


第205話 しまった

友力ボールで試合再開。芽衣は前線へ上がり、優真と対決をする事に。

 

優真「(今度は抜かせない!)」

 

優真は今度は負けないと身構える。

 

芽衣「(優真ちゃんの瞬発力が上がってきている………そろそろ優真ちゃんの体格差を読んだプレイングも無理があるようになってきたかな………だったら………!)………アリサちゃん!!」

 

芽衣はアリサに声をかける。

 

優真「(アリサさん………6番………!!)」

 

優真はアリサに視線を向ける。しかし、芽衣はその隙に修也へボールをパスした。

 

優「(また修也か………!)」

 

優は再び修也にボールが来た事を考えつつも、冷静に修也を見ていた。

 

修也「(ここは絶対決める! 例え俺に才能が無かったとしても、この勝負に負けるわけにはいかない………!)」

 

修也はそう考えると優と1on1でマッチアップ。

 

修也「俺は………負ける訳にはいかない!!」

 

修也はそう言い放つ。それを聞いた優は修也を抜かせまいと距離を詰める。

 

優「(修也には外どころかミドルシュートすらない。ダンクやレイアップ、偶にゴール下がある程度で、基本は距離のあるシュートは無い………パスの可能性がまだあるけど………)」

 

優は頭の中で修也の手を考えていた。すると修也は、軽く左足を動かした。

 

優「っ………! (左足を動かした………この時の修也は………!)」

 

優はそれを見ると、頭の中で修也の次の手を絞り始めた。そして修也が右足を軸に体を180度回転させた………

 

修也「っ………!?」

 

しかし、優もそれを読み、体を右へ動かした。

 

修也「う………おおおっ!!」

 

しかし修也は引こうとしなかった。

 

優「えっ、ちょっ………!? うわあっ!!」

 

流石にここまでは読んでなかったのか、優は修也とおもいっきり激突。優は倒れてしまった。

 

修也「(しまった………!!)」

 

修也は目の前で起きた事態に驚きを隠せなかった。そして………!

 

審判「プッシング! 紫7番!!」

 

修也は4つ目のファールを取られてしまった。

 

芽衣「4つ目………って、優くん!!」

 

修也の4つ目のファールに驚く芽衣だったが、それ以上に優が心配になり、彼の元に駆け寄る。修也も持っていたボールを放り投げ………

 

修也「ミドレーユ!! 大丈夫か!?」

 

倒れた優の元に駆け寄る。

 

優「だ、大丈夫………いてて」

 

優に怪我は無かったが………

 

修也「本当に………申し訳ねぇ!!」

 

修也は罪悪感から優に対し頭を下げた。

 

優「謝るなよ修也、こういう事もあるさ」

 

優は特に気にしていなかった。だが………

 

審判「交代です!」

 

伊吹「優! 一旦下がれ!」

 

ゆうかがこの接触を危惧したのか、伊吹を出す形で一度優を下げる事に。

 

優「ま、この勝負は一時お預けみたいだな」

 

優はそう言うと、修也の肩を優しく叩いた後、ベンチへ戻った。そして………

 

審判「交代です!」

 

友力もメンバーチェンジ。4ファールの修也を下げ、身長178cm体重68kgの10番、槍三郎を投入してきた。

 

ゆうか「(これでお互いに主力を2枚下げた。後は、この盤面でどう第2Qを乗り越えるかね………!)」

 

現在の状況から、ゆうかはそう考えるのだった………

 

 

 

友力のPF、修也が4ファールで一時ベンチへ下げられた。果たして、この状況は巫魔にとって追い風となるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
修也の一時離脱で、インサイドの支配は光一の独壇場と化した。それにより、巫魔メンバーの調子は同時に上がる事となり………!?
次回「俺がインサイドの支配者だ」
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