幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
修也の優に対するコンプレックスは彼のプレイングにも影響を及ぼした。その結果、修也は4ファールとなり、一時ベンチへ下げられたのだった………


第206話 俺がインサイドの支配者だ

奄美「林川に続いて天野もか………」

 

友力監督の奄美はまずいと言わんばかりの様子を見せる。友力インサイドの主力、修也と浩太の離脱は大きすぎた。その理由は………

 

光一「おっしゃああ!!」

 

光一がインサイドの支配を簡単に出来るようになってしまった事だ。

 

伊吹「よし、また光一がリバウンド取った!」

 

巫魔の選手は喜ぶ様子を見せる。その一方、友力は苦しい状況が続いた。

 

光一「相手の主力が一気に下がったのは気に食わねぇが………今や、俺がインサイドの支配者だ!!」

 

光一はそう言うと、返しの攻撃でツーハンドダンクを決める。太助と槍の2人は懸命にディフェンスするも、レベルが違い過ぎる為に、光一に軽く弾き飛ばされてしまった。

 

美矢「(よし、修坊とあの9番が抜けた今、インサイド最強は光一だ………!)」

 

美矢はそう考えると………

 

美矢「よーし! ここからはインサイド! 光一主体で攻めるぞ!」

 

コート上で聞こえるようにそう宣言する。

 

身軽「参ったね………」

 

身軽は参ったような様子を見せるのだった………

 

 

 

そして試合再開、芽衣はアリサにパスをしようとするが、優真がそれを読み、スティールに成功する。

 

芽衣「あっ! (やっぱり読まれた………!!)」

 

芽衣は今回、ほぼ消去法でアリサを選択した。インサイド2人には光一の相手は荷が重すぎる。仮にかわせた所で、伊吹が止めに来る。レベルが劣る2人ではまだ無理だと悟った芽衣。それを優真に読まれたのだ。

 

優真「速攻です!」

 

優真は速攻を宣言。すると、それを聞いた春香が前線に上がり出した。

 

アリサ「まずい………!!」

 

アリサも慌てて戻るが、春香との距離が幾らかあった。春香なら大丈夫と読んだ優真は素早いパスで春香にパスをする。

 

芽衣「({音速のパス(マッハパス)}………!!)アリサちゃん、ダメ!!」

 

芽衣はアリサを静止する為に叫ぶ。しかしアリサがそれを聞いた時には既に遅かった。春香はパスを受けると共にすぐさまシュート。アリサはボールに届かず、春香と衝突してしまった。

 

審判「プッシング、紫6番! バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

これでアリサは春香と同じ2ファール。チームでのファールも修也の3つと合わせて4つ目となる。

 

アリサ「ううっ、悔しい………!」

 

アリサは悔しそうな様子を見せる。

 

美矢「よく走った、春香! この4点プレイはでけぇ!!」

 

インサイド主体の流れに、突如4点プレイという大砲をぶち込んだ春香のスリープラスフリースロー1本。これが友力に大きなダメージを与える事となったのだった………

 

 

 

修也の離脱で光一が1人インサイドを支配するようになり、春香もそれに紛れる形で4点プレイを形成した。これにより、流れは完全に巫魔が奪っていったのだった………

To Be Continued………




次回予告
その後、第2Qの流れを完全に巫魔が掴み、残り30秒で55vs42の友力が苦しい展開に。更に春香によって再びチームファールが形成された時、アリサがそれに反撃する様子を見せ………!?
次回「負けてらんない」
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