幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
タイムアウト時点では秋山に対する対処方法が優ですら思いつかない事態。しかし、優は3分で攻略方法を探る事を宣言。それが友力戦の勝敗を分ける事となる………


第212話 あの人

巫魔の攻撃、再び光一vs秋山の対決に。

 

秋山「さあ、来い!」

 

秋山は体を大きく広げ、ディフェンスしてくる。

 

光一「ぐっ………! (ここは一時下げるか………!)」

 

光一は美矢にボールを戻した。

 

秋山「どうした、戦わないのか?」

 

秋山はそう言って挑発してくる。

 

光一「うるせー! 戦略的撤退だ!!」

 

光一は少し機嫌が悪そうにそう返すが、幾らか冷静さは戻ったのか、結果として時間稼ぎにはなっていた。

 

優「(体の使い方が上手い………思ったよりも簡単には崩せなさそうだ………!)」

 

優は秋山の動きに逐一着目していた。そんな中、美矢からのパスがスティールされ、巫魔のディフェンスに。そして、芽衣のパスは秋山に渡る。

 

秋山「よっし、決めるぜ!」

 

秋山はそう考えると、ボールを持って構える。光一が体を広げると共に、秋山は跳躍しようとする。

 

秋山「もらった!」

 

秋山はそう言ってシュートを放とうとするが………

 

美矢「させるかよ!」

 

美矢が間一髪ブロックに成功した。

 

優真「ほっ、よかった………」

 

ベンチの優真は落ち着く様子を見せる。そして、それを離れて見ていた優は………

 

優「っ………!!(あの人、シュートと跳躍のタイミングがあからさまにズレてる………! そういえば、最初に光一と対峙した時もそうだっけ………)」

 

優は秋山のシュートフォームに気付いた。

 

優「(少し非効率な気もするが………まあ様子を見るとしよう………!)」

 

優は首を傾げながら攻略法を考えていた。そしてそれから数秒経たず、再び秋山にボールが回ってきた。

 

秋山「もらった!」

 

しかもこの場面はいくらか距離があるフリーという最悪の場面。

 

優「レイアップか………!?」

 

優はレイアップが来ると考えていた。しかし、秋山はレイアップに行かず、ゴール下に立つと大きくジャンプ、最高点に達すると同時にダンクを決めた。

 

優「(ダンク………!? あの場面はレイアップを決めるべきだったはずだ………!!)」

 

しかし、それはいくらなんでも効率が悪すぎる方法だった。今の場面は大半がレイアップを決めるべき場面だった。

 

優「(………アメリカでどんな仕込みを受けたか知らんが………とりあえず、秋山さんのシュートフォームが独特なのは分かった………!)」

 

優はその異常とも取れるシュートフォームに対し、活路を求める事に決めたのだった………

 

 

 

優による分析の中、秋山の独特なシュートフォームが判明する。果たして、これが攻略のヒントへ繋がるのか………?

To Be Continued………




次回予告
秋山のディフェンスに対し、攻略する手段を探る優。すると、秋山のプレイングに対し、新たな発見が………!?
次回「行けるかもしれない」
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