幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
秋山を観察する優。その中で秋山のシュートは跳躍とボールを放るタイミングが完全にズレたスタンスである事を見つけたのだった………


第213話 行けるかもしれない

そして、優が約束した3分が経つまで残り1分を切った。

 

光一「決める!!」

 

光一はゴール下シュートを放つ為に大ジャンプする。しかし、秋山はそこに追いつくようにジャンプ。

 

光一「げっ!?」

 

これには光一も驚きを隠せなかった。結果、秋山のシュートブロックで、ボールは地面に転がった。

 

レイ「まだ………!」

 

しかし、レイが零れ球を拾ってレイアップを狙う。

 

秋山「なっ!?」

 

これには秋山も不意を突かれてしまった。

 

優「………!! (秋山さんが驚いている………って事は………!)」

 

それでもギリギリ反応したためにブロックを狙うが、誤ってレイの左腕を叩いてしまった。

 

レイ「っ………!?」

 

レイは秋山のパワーにぶっ飛ばされ、地面に倒れた。

 

審判「イリーガル・ユース・オブ・ハンズ! 紫5番!」

 

無論、これは反則に。しかし………

 

レイ「っ………」

 

レイの左腕に痣が出来ていた。恐らく、先程叩かれた際に出来たものだろう。

 

ゆうか「マズイ………! あずさちゃん、準備しておいて!!」

 

ゆうかはすぐにあずさを出られるようにしておく事に………そして、試合はレイのフリースロー2本に。最初に放った1本目は難無く成功したが、問題は2本目の際に起こった。

 

レイ「………ううっ!?」

 

ボールを放る直前、レイの左腕に痛みが走った。そのままシュートを放つが、ボールはリングに弾かれてしまった。

 

美矢「くそっ、リバウンド!!」

 

美矢がリバウンドを呼びかけるが、結果としてこのリバウンドは秋山が取ってしまった。

 

秋山「反撃だ!」

 

秋山は芽衣にボールをパス。ここで芽衣とアリサの2人が速攻に走った。

 

春香「まずい………!!」

 

春香が慌ててディフェンスに戻る。しかし、芽衣はアリサになんの迷いも無くパス。アリサはスリーポイントシュートを放つ。

 

春香「させないわよ!!」

 

春香はブロックを狙う。しかし、春香の手はアリサにぶつかってしまった。これにより、審判の笛が鳴り………アリサのスリーは綺麗に決まってしまった。

 

審判「イリーガル・ユース・オブ・ハンズ! 白5番!」

 

これによりまたしてもアリサの4点プレイが成立。更に………

 

美矢「春香が………ファール4つ………!?」

 

巫魔の最強シューター春香のファール4つ目がコールされてしまい、完全に後が無くなってしまう。

 

ゆうか「最悪な事になったわ………」

 

これにはゆうかも絶望を感じるしか無かった。しかし………

 

優「(ここは絶望的場面だけど………行けるかもしれない………!)」

 

優だけは逆に絶望ではなく、希望を感じていたのだった………

 

 

 

巫魔は春香が4ファールに追いやられ、絶体絶命の危機に。しかし、同時に優の中で策が完成した。果たして、優はこの絶望を打ち破る事が出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
アリサのフリースローにより、友力はとうとう同点に漕ぎ着いた。だが、ここで優が戻ってきて………?
次回「貴方を倒す」
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