幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

214 / 650
前回までのあらすじ
秋山の観察を続ける優。しかし、その過程でレイの負傷と、春香の4ファールが立て続けに起きてしまう。しかし、優の中で策は完成し………!?


第214話 貴方を倒す

その後、アリサが放ったフリースローは綺麗に決まり、とうとうスコアは70vs70の同点となった。

 

湯津「いよいよ分からなくなってきたな………どっちのチームも凄いのはわかるんだけど、どっちも主力が削れ過ぎだ………!」

 

湯津は、互いに削れゆくチームの状況にヒヤヒヤしていた。しかし………

 

戦記「………まだ分からないぞ。巫魔は優をベンチに下げたままだからな」

 

戦記はまだ勝敗を下す気は無かった。

 

大牧「そんなに凄いのか、あの優って奴は………?」

 

大牧は優のプレイをまだ見ていないので首を傾げていた。するとその直後………

 

審判「巫魔、メンバーチェンジ!!」

 

巫魔が交代を選択した事を告げるアナウンスが。戦記達がコートを見ると、そこには春香の代わりに入るあかりとレイの代わりに入るあずさ、そして………?

 

戦記「………来たな」

 

ジャージを脱ぎ捨て、再びコートに入る優の姿があった。

 

修也「(ここで戻るか、ミドレーユ………!)」

 

修也は、この場面で優が戻ってきた事に反応を見せた。これにより、巫魔は春香、レイ、伊吹が下がり、3人のポジションにあかり、あずさ、優が入る事に。

 

美矢「キャプテン! 分析は終わったのか………?」

 

美矢は首を傾げる。

 

優「まあ何とかね。とは言っても、そう何度も使える策じゃない。その前に秋山さんを締め出す」

 

優は一時的な策と考えつつも、それが通用する自信があった。

 

美矢「よし、分かった。教えてくれ」

 

美矢は優の話に頷き、優から作戦を聞いた。

 

美矢「成程………でも、意図的にそれを引き出せるのか?」

 

美矢は首を傾げる様子を見せるが………

 

優「引き出すさ。あの人は独特なプレイスタイルを持っていて、初見という面では恐ろしいくらいに読めないようにも思える。でも、タネが分かれば話は別さ」

 

優は作戦においてのある点を引き出してみせると口にした。優と美矢がそんな会話をしていると、優達の元に秋山がやってきた。

 

秋山「お前が修也の言ってた奴か………案外小さいんだな」

 

秋山は、優の体格が自分より遥かに劣るものである事を実感する。

 

優「まあ、それは否定しませんよ。でも………僕は貴方を倒す。その気持ちでいっぱいですから」

 

優は体格の小ささは否定しなかったが、それでも秋山を倒すつもりだった。

 

秋山「………受けてやる」

 

優の強気の戦線布告を受け、秋山はそれを受ける姿勢を見せたのだった………

 

 

 

春香の4ファールという重い事態になりながらも、秋山の攻略法を見出した優が、第3Q残り4分弱でようやくコートに戻ってきた。果たして、優の策とは………!?

To Be Continued………




次回予告
秋山のプレイスタイルを読んだ優は、秋山に勝負を挑む。しかし、優は真っ向から戦うのではなく………?
次回「貴方の隙だ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。