幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
秋山攻略に策を張り巡らせる優。結果、美矢との連携で秋山から2つ目のファールを貰うことに成功したのだった………


第216話 思わぬ幸運だ

美矢のフリースロー。彼女は冷静なボールコントロールで見事にこれを沈めた。

 

美矢「よーし!」

 

73vs70と巫魔がまたしても逃げる形になった………

 

 

 

そして、友力の反撃。

 

秋山「こっちだ!」

 

秋山はボールを持っていた芽衣にパスを要求する。

 

芽衣「秋山さん!」

 

芽衣はボールをパスする。

 

秋山「よし!」

 

秋山はそう言ってゴールの方へ視線を向けるが………

 

優「光一、10番マーク!」

 

優が光一に槍のマークを任せる形で秋山と対峙する。

 

秋山「おっと、お前が俺のシュートを止められるとでも言うのか?」

 

秋山は、自分よりも30cm以上離れている優相手に恐れを感じていなかった。そして、優を無視するようにゴール下シュートへ行こうとするが………

 

優「………そこだ!」

 

優は高く、そして素早いジャンプで秋山の持っていたボールに手を伸ばし、秋山のシュートをブロックした。

 

秋山「何っ!?」

 

これには秋山も驚きを隠せずにいた。美矢がこぼれ玉を拾った事で………

 

美矢「上がれ!」

 

巫魔は反撃に転ずる。

 

秋山「くっ………!」

 

美矢がドリブルで友力側のコートに立つも、芽衣が立ちはだかる。その隙に、秋山を再びゴール下に戻してしまった。

 

美矢「(くそっ………この子のプレイングが上手すぎる………お陰で速攻が中々狙えねぇ………!)」

 

美矢は困った様子を見せる。だが、優は美矢に軽く視線を向けた後………

 

秋山「なっ………!?」

 

スリーポイントシュートラインの外に向かって走り出した。

 

秋山「(何を考えている………!?)」

 

秋山は驚きを隠せずにいた。

 

アリサ「まさか………スリー!?」

 

優の狙いを察知したアリサは、急いで優のディフェンスに走った。しかし………

 

美矢「キャプテン!」

 

美矢は素早いパスで、優にボールをパス。優はパスを受けた後、素早いクイックリリースでスリーポイントシュートを放つ。アリサは止めようとするが、優の手には届かないばかりか、勢い余ってシュート後の優を押し倒してしまう。審判の笛が鳴って間もなく、優のスリーは見事に決まり………

 

審判「ブッシング! 紫6番! バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

3点プレイの形成と、アリサに4つ目のファールを与える事に成功した。

 

アリサ「嘘………!?」

 

これにはアリサも衝撃を受けざるを得なかった。倒れていた優もこの展開は意図していなかったようではあるが………

 

優「(これは………思わぬ幸運だ………!)」

 

これで3人の友力主力をファールトラブルに追い込んだ事を幸運と感じるのだった………

 

 

 

秋山相手にディフェンスでも反撃し、アリサの4ファールを引き寄せる事が出来た優。巫魔が勝利を掴む流れは、もうすぐそこにまで迫っていたのだった………

To Be Continued………




次回予告
3人の主力を下げざるを得なくなった友力の士気は大きく落ち始めていた。しかし、修也は諦めに屈するつもりは無く………!?
次回「まだ諦めるには早いだろ」
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