幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
主力3人をベンチに下げざるを得なくなる友力。しかし、修也の鼓舞でチームの士気は辛うじて維持され………


第218話 僕には無かった才能だ

試合時間残り10秒、81vs76で友力の攻撃。しかし、優は秋山をマークしている為に、秋山へのパスは難しい。芽衣もどうすべきか悩んでいたが………

 

修也「芽衣! シュートだ! 外したって構わない!!」

 

修也がシュートを撃つよう説得。それを聞いた芽衣は………

 

芽衣「(一か八か………!!)」

 

珍しく自分からスリーを撃った。

 

美矢「何っ!?」

 

芽衣のスリーに美矢は驚きを隠せなかった。芽衣が放ったスリーはリングの上に乗った後に2秒程回っていたが、結果としてスリーは決まった。

 

芽衣「や、やった!!」

 

芽衣は決まると思ってなかったのか、とても喜んでいた。残り3秒、友力は81vs79と最高の展開に持ち込んだ………

 

優「光一! こっちに飛ばせ!!」

 

しかし、優はそこに生まれた友力の隙を突いてきた。光一も優の指示に驚いていたが、すぐにゴール下のボールを拾い、コート外から前線に上がる優へボールをパスした。

 

アリサ「速攻!? でも間に合わないはず………!!」

 

優の最後の攻撃には誰もが驚いていたが、残り1秒、ハーフコートでパスを受けた優はシュートを放った。

 

修也「(幾らミドレーユだからって、あんなヤケクソなシュートが入るはずは………!)」

 

修也も流石に不可能と考えていたが、優の放ったヤケクソと思われたスリーはリングの上に着弾。1秒半程リングの上を回った後、ブザーが鳴る中、ボールはリング内へ沈んだ。

 

修也「なあっ!?」

 

春香「ブザービーター!?」

 

この優のシュートには誰もが驚きを隠せなかった………

 

 

 

しかし、スコア自体は84vs79と十分逆転が出来る範疇である為………

 

修也「さっきのミドレーユのシュートには驚いたけど………まだ逆転出来る! 5点差なら割となんとかなる!!」

 

修也はチームを鼓舞。実際、巫魔側も幾らかダメージを負っているような状態である為、修也の鼓舞も意味を成していた。その様子を見ていた巫魔ベンチは………

 

美矢「修坊のせいで友力はまだ倒れきった訳じゃ無さそうだ………どうしたもんかね………」

 

修也の鼓舞に微かながら圧倒されていた。その中で優は………

 

優「修也は昔からチームメンバーを惹き付けるカリスマ性があったんだよ」

 

修也には昔からカリスマ性があった事を呟く。それと同時に顔を俯かせると………

 

優「………僕には無かった才能だ」

 

自らに無かった修也の才能であると自嘲気味に呟いたのだった………

 

 

 

修也の鼓舞で士気を保たせる友力。友力の士気が意地されるという展開は、試合にどのような影響を与えるのか………?

To Be Continued………




次回予告
巫魔vs友力の第4Q。試合展開こそ巫魔が有利な展開だが、友力の士気は上がって行き………?
次回「有利に思えない展開だ」
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