幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
第3Qは芽衣と優がそれぞれ見せた思わぬプレイで、84vs79の5点差に終わる。そんな中、チームを保たせる修也のカリスマ性に優は………?


第219話 有利に思えない展開だ

審判「第4Q、始めます!」

 

審判が第4Qの開始を宣言。ボールは巫魔側で再開。

 

あずさ「美矢ちゃん!」

 

あずさが美矢にボールを投げ渡す事で試合再開。

 

美矢「よし、行くぜ皆!!」

 

美矢が声を上げ、巫魔は初っ端から攻撃を狙う。

 

修也「気持ちで負けるな!! 巫魔側だって確かにダメージを受けてるんだから!」

 

友力ベンチの修也は、チームを鼓舞する様子を見せる。それを見た優は………

 

優「くっ………!(修也が声をかけているせいで、友力の士気を落とすのが困難になってしまった………!)」

 

修也の鼓舞は、友力サイドの命綱として大きな力を発揮していた。それを断ち切るだけのきっかけがあればまだ良かったが、修也は4ファールなのもあって開き直っていた。

 

優「(ベンチにいる4ファール選手がある意味困る相手だ。コート上ではその力を発揮できなくなるけど、ベンチでは余程アホな事しない限りは無害だもんな………)」

 

優はそう考え、完全に開き直ってる修也に関心を見せる。

 

美矢「キャプテン!」

 

美矢は優にボールをパス。優はそれを受けると………

 

優「まあ、勝ちを譲る気はねぇけどな………!」

 

あくまで勝利を譲らないとしながら、ボールを受けると、優はレイアップを狙う。

 

秋山「止める!!」

 

秋山はそこへディフェンスをかけてきたが、優は全く物怖じしない。その際、2人は衝突するが、優は秋山を軽々と吹き飛ばしてしまった。

 

秋山「ぐああっ!?」

 

秋山は尻餅をつくように地面に倒れた。優はそのままレイアップを決め………

 

審判「プッシング! 紫5番! バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

優は秋山から3つ目のファールを得た。

 

光一「よし!!」

 

光一は優がフリースローを貰った事に喜ぶ様子を見せた。秋山が優相手には通用しないという決定的な瞬間を叩きつけたにも関わらず………

 

修也「どんまいどんまい! まだまだファール3つです! 芽衣も恐れずに秋山さんにパスしていけ!!」

 

修也は声をかけ、友力のメンタルを保たせる。

 

優「(くそっ………また修也がメンタルを保持させてきた………有利に思えない展開だ………!)」

 

修也の行動には、寧ろ巫魔の方が焦っていた。何故なら消耗しているのは巫魔だって同じなのだから。

 

美矢「キャプテン、どうかしたのか?」

 

美矢は優に声をかける。

 

優「………この試合、まだ油断しない方がいい。この先何が起こるか………読めたもんじゃないからさ………」

 

優は、まだこの試合の流れを狂わせる展開が来るのでは無いかと考える様子を見せる。美矢は首を傾げる素振りを見せていたが、優はまだこの試合における危機感を募らせていたのだった………

 

 

 

修也の影響が、友力の士気を繋ぎ止めていた。果たして、修也の鼓舞は、再び友力に良い流れを与えるきっかけとなってしまうのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
友力の士気が強まる中、優は今のうちに秋山を潰す事を考える。そんな優の考えに、光一が名乗りを上げ………!?
次回「俺にやらせてくれ」
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