幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
第4Q開幕。先制は巫魔が制するものの、修也の鼓舞によって友力の士気は高まっており………!?


第220話 俺にやらせてくれ

フリースローに入る前、優はゆうかに向けてTのジェスチャーをする。

 

ゆうか「(タイムアウト………!? 確かにまだ使えはするけど開始20秒ほどのタイミングで………?)」

 

ゆうかは優がタイムアウトを求めた事に驚きを隠せない。なんせ、第4Qとはいえまだ始まったばかり。タイムアウトを取るにしては速すぎる。しかし、優はフリースローのボールを受け取る際、ゆうかにタイムアウトを取るように頼み込む視線を向けた。

 

ゆうか「………仕方ないわね」

 

優がふざけてタイムアウトを取るよう頼むとも思えないので、仕方なく審判団の方へ行き………

 

ゆうか「すみません、タイムアウト」

 

タイムアウトを依頼。

 

審判「え? まだ20秒くらいですけど………?」

 

これには審判も首を傾げる。

 

ゆうか「いいから」

 

ゆうかはこれが本気である様子を見せる。それを受けた審判は慌てる様子こそ見せたが、優が見事にフリースローを沈めたタイミングで………

 

審判「巫魔、タイムアウト!!」

 

審判はタイムアウトを宣言。これには優やゆうかを除いて驚いていた。

 

修也「(早過ぎる………!! 何考えてんだ!?)」

 

修也は早過ぎるタイムアウトに大きく驚く様子を見せる。

 

奄美「(開始20秒のタイムアウトなど普通に考えて愚行だ………雷くんの作戦か………?)」

 

早過ぎるタイムアウトは、友力監督の奄美すら動揺する様子を見せたのだった………

 

 

 

巫魔ベンチ………

 

春香「タイムアウト取るの早すぎません? 何考えてるんですか?」

 

春香は疑問を口にする。

 

優「………正直、友力による大番狂わせがまだ起きそうなんだよね。だから今のうちに秋山さんを潰しておきたいんだ」

 

優は友力の大番狂わせを危惧し、秋山を潰す事を考えていた。

 

美矢「秋山をね………まあ確かにここで潰すのは得策かもしれないな………」

 

美矢は秋山を潰す事に賛成した。優がどう秋山を潰そうかと考えていると………

 

光一「なら、それを俺にやらせてくれ」

 

なんと光一が名乗りを上げた。

 

優「………大丈夫なのか?」

 

優は光一が秋山に勝てるかを問いかける。

 

光一「俺がやられっぱなしで終わると思うか?」

 

光一は優に対しそう返した。特に根拠は無い意見だったが………

 

優「………わかった、頼むよ。僕もフォローに回れるようにはする」

 

優はフォローに回る事を頭に入れつつも、光一を信じる事に。

 

優「(ここで挽回されないまでに追い込んでしまった方が都合がいいだろうな………)」

 

優はここで逆転出来ないようにするまで追い込んでしまうべきと考えるのだった………

 

 

 

優の早過ぎるタイムアウトにて、第4Qの方針が固まる事になる。果たして、この作戦は上手くいくのか………?

To Be Continued………




次回予告
光一は秋山を追い込む為に突っかかる様子を見せる。そして、秋山による攻撃時、光一は強気のディフェンスを見せ………!?
次回「俺にもプライドがあんだよ」
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