幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
4ファールが4人という絶望的状況。しかし友力は修也とアリサの2人を再投入する事に決め………?


第223話 甘いぜ

審判「タイムアウト終了!」

 

第4Q2度目のタイムアウトが終了し、再び両陣営に選手が戻る事に。友力は槍と秤の代わりに、修也とアリサをコートへ戻してきた。

 

湯津「目まぐるしい展開だねぇ………まだ1分も経ってねえのに2回もタイムアウトって珍しいぜ………?」

 

観客席の湯津は、この目まぐるしい展開に驚いていた。

 

戦記「だが、まだ試合は終わりとは言い難そうだ。友力が4ファールの2人を戻した………ここがこの試合の分岐点になりそうだな………」

 

しかし、戦記からすればそんな事はどうでもいい。問題は残る9分のタイミングで戻ってきた修也とアリサである。

 

大牧「あの2人と5番が退場すれば友力は後がないって訳ねぇ………」

 

大牧も戦記の言いたい事を理解した。この場面で友力が勝てるかどうかはこの場面の4ファールの修也達に賭かっている。

 

あかり「美矢ちゃん!」

 

巫魔のスローインで試合再開。しかし………

 

アリサ「はあっ!」

 

4ファールのアリサがファールを恐れずに強気のプレイでボールを手で弾き、ボールは芽衣に渡った。

 

あかり「えっ!?」

 

これにはあかりも驚かされた。ボールを受けた芽衣は美矢とマッチアップするが………

 

芽衣「修也くん!!」

 

芽衣は美矢が僅かに反応出来ないスピードで鋭いパスを送ってみせた。

 

美矢「なあっ!? きゃ、キャプテン! 光一!」

 

修也にボールが渡ってしまった為、彼を止められるのは優と光一の2人に。

 

優「止める!」

 

優がディフェンスに回ろうとするが、そこへ秋山がスクリーンに入り、優が修也の方へ行けないようにする。

 

優「ぐっ、光一頼む!!」

 

これには優も光一を頼らざるを得なくなる。

 

光一「おうよ!」

 

光一はそう言って身構える。対する修也は何の迷いもなくツーハンドダンクの必殺、{強靭なダンク(タフネスダンク)}を狙ってきた。

 

光一「(すげえ集中力………! でも、俺だって負けねぇ!!){ウォールブロック}!!」

 

光一も負けじと必殺技で対抗………しかし、光一は修也と衝突した際に、大きく吹き飛ばされてしまった。修也のダンクは見事に決まると共に審判の笛が鳴ると………

 

審判「ファール! ………白17番! バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

審判は光一2つ目のファールをコール。更にバスケットカウントワンスローで、修也はフリースローを得た。

 

アリサ「やったああ!!」

 

これには友力陣営も大きく喜んだ。

 

光一「おいおい、マジかよ………!?」

 

これには光一が1番に驚いていた。修也は光一に近付くと………

 

修也「俺が4ファールになってるからって姿勢を見せてただろ? ………甘いぜ」

 

そう言い放つのだった………

 

 

 

コートに戻ってきた修也は4ファールとは思えない強気のプレイングを見せる。そして、修也のプレイは、巫魔に対し、僅かながら確かな揺らぎを与えたのだった………

To Be Continued………




次回予告
逆転を狙う修也の好調は止まらず、光一を3ファールに追い込む修也。その時、優の中で確かな不安が生まれ………!?
次回「マズい事になった」
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